『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

暖冬?

2007-02-28 17:08:17 | Weblog

    (この方、清少納言のつもり)

 今朝のラジオで、お天気キャスターのMさんが、暖冬の話をしていました。  文献を調べると この、暖かさは、「平安時代」の暖かさであると言う・・・「えぇっ本当?」一千年位を繰り返すんではなかろうか?云々・・・   まぁ、それは、おいといて、「平安時代」っていうと、何て言っても”清少納言” ”紫式部” ”和泉式部”と言った、チャキチャキな キャリァウーマンが出てくる時代です。私は又、「平安時代」にお邪魔しなければ・・・

 でも、本の話になると、際限がなくなるので、書きませんが、「雛祭り」もこの頃からの風習だったとおもいます。  偶々でしょうが、暖冬から、平安時代になり、そして、時期が 雛祭りです。

 歴史好き 本好きの私にとっては、堪りません!何もしないで平安の時代にどっぷり、浸かりたい心境ですが、其処へ行ったら最後?なかなか、戻って来れなくなるので、今日は、止めておきます。  が、頭の中はまだ、アチコチと、揺れ動いています。 一寸現実逃避?かな・・・

 


異次元?

2007-02-17 16:04:03 | Weblog

   (安倍晴明を奉っている神社大阪阿倍野)

   (白狐 葛葉 晴明の母と言われてる)

   (晴明の産湯に使われた水)

    パソコンで調べました。

  「何で出来ないかな?」 と思ったら、落ち込んでしまい、すっかりマイナス思考 自分の感情を持て余し気味 こんな時は誰の妨げにも為らない様全く次元の違う所を覗くしかない。たまたま、古事記物語(福永武彦作)を、読んでいた。この、類の本を読むとき、避けて通れないのが、”本居宣長” 昔は広辞林や、参考書でなければ、調べられなかったけど、今はパソコンで一発何でも判ってしまうから、すごい!   そこで、ドンと、ぶつかったのが、”安倍晴明”  うゎぁ懐かしい・・・・

「恋しくば 尋ねきてみよ 泉なる しのだの森の うらみ葛葉」これは嘗っての昔、「ホンキョセンチョウ」と言った時、母が教えてくれた話なんです。白狐に姿が変わっても、子を思う親の気持ち・・あの頃は、たんなる、お伽噺の様に聞きましたが・・

   (アメノミナカヌシノカミ )偉い神様  

 

   (出雲に出来たすごく大きい始めての神社)  

  彷徨っているうちに、”イザナギ” ”イザナミ”の世界に辿りつきました。

 何度読んでも、面白いこの様な本を、読んでいる時の自分が一番好き!  現実との違いが随分と救われる・・もう、ず~っと居られたら? でも、それじゃ、「黄泉の國」の、人になってしまう?それも、一寸困るから~そろそろ、もどらなくちゃ・・・

 余り長く異次元の世界にいたせいか、少々疲れました。暫くは、向こうとこっちが、ごちゃごちゃです・・・。

 

 


とうとう、きました!

2007-02-12 22:39:05 | Weblog

                   

  辺りをみまわすと、黄昏時・・・あっ、休み過ぎたかな?(ウサギとカメの駆けっこじゃない)  さて、急ぎ足で、歩こうとしたら、この大雪です。やはり、帳尻は合うようになってます!ね・・暖冬だの・雪が少ないだのと言うけれど、ちゃんと北国の二月らしくなってきました。これでこそ、少し安心出来るというものです。斯く言う私は、寒いのは嫌いです・・・。怠け者の私、相成るべくならば、身体を動かさず、ストーブのそばに居たい・・・一人で雪はねしてる夫に心の中で「ごめんなさい」!

 その昔、私も、ず~っと、雪はねしてました。だから、もう、選手交替で、しないのです。その代り、家に入って来たら、お茶いれるね・・

     

  何だかんだ、と言いながら、三月の声を聞くと、春の息吹がそこはかとなく、感じられます・・・その、春が!足踏みして、出番を待ってます・・あぁ 待ち遠しい!みんなで・・・待ってるよ~

     

 


吹雪の日に想いだす

2007-02-04 14:08:13 | Weblog

   

 「ホンキョセンチョウ」と声を出して読み出したら、母が聞いていたらしく、「もう一度言ってみて」すかさず、声を張り上げ「ホンキョセンチョウ」  母が笑いもせずに「それはね、もとおり、のりなが」と呼ぶのよ」  そして、日本の神話、古事記伝等々を書いた偉い学者さんだったの・・・と教えられる。

 そう、遠い昔、中学生になる頃だったと思う 時ならぬ吹雪に見舞われ、外にも行けず自分の本は殆ど読んでしまい、母の本を一冊引っ張り出して、しかも声を出して読んだのが災いしました。 私の乏しい知識のなかには、残念ながら、”本居宣長”さんは居なかった。それで、折角だから、読み出しましたが、これが又、変に判らない言葉で、”世の中に ありとしある事のさまざまを~”云々  ものの哀れを書いた書き出しだったように記憶してます・・・そして、古事記これが又判らない、 アメツチノハジメノトキ~から始まる・・・とうとう途中で挫折・・でも、後では随分役にたちましたけど・・・

  今日の、吹雪で思い出しました。始めての吹雪の日には、必ず?想いだす光景です。

  この人ほど、昔ではありませんけど・・・・何となく親を想いだしています。

    

  

 


天界の友達

2007-02-01 15:49:04 | Weblog

 

    

  朝から暖かく穏やかな日  和三盆が、あったので、お茶うけにし、お茶をのみながら、亡くなったT子さんの話になる。

 彼女も和菓子大好き人間だった。私が和三盆好きなのを知っていて、何処かへ行ったら必ず和三盆を見つけ買ってきてくれました・・不思議なもので、頂いたお菓子は一味違いその一個で、仄々とした(幸せ)を感じたものでした。 T子さんを、知ってる友達がお茶をのみたいと現れました。また、ひとしきり、彼女の話! まだ、若いのに90過ぎのお姑さんを残し逝っちゃった彼女・・・お姑さんこそ、「認知症」で何もわからないでしょうけど、残された、ご主人とお嬢さんが・・・お気の毒で・・・  で そこへ彼女のお嬢さんから、ハガキが届きました「早いもので1年が来ます、この一年泣いて暮らしたせいか、まだそんなに時が経ってないように思います。でも泣いてばかりいたら、母も安心出来ないだろうから、少し心を入れ替へねば・・・と思っています」~云々 私達も泣きながら、読みました。  今度は、ご主人が、一寸出掛けていたと、お饅頭の差し入れです。 きょうは、T子さんを偲ぶ日だったのでしょう!ね ・・・「T子さん、ご主人一人で頑張ってますよ・・」

       

  お花が大好きだった彼女 ガーデニングも素晴らしかった!