あなた
昨日に引き続き今日も雨
庭の雪もきえました
裏庭の雪が僅かに残っています
この寒々とした庭に紅紫檀の赫が鮮やかで
なんとも眩しい…
どんよりとした天気
音もなく降る雨
雨がやみ鈍い陽がさしてきました
初冬の柔らかい陽射し
ビショビショして水溜まりもできている
跳ね上がる水しぶきを気にしながら
歩いている人
わたしはボンヤリと窓から眺めてる
しばれなきゃ…いいけど～～
今日の夕暮れが迫って来ました
あ～した天気にな～れ…
あなた
昨日は随分とふりました
おまけに強い凍れ （しばれ）
寒かった…
今日は陽が射し寒いながらも
良い天気
外は凍ったまま
このまま解けずに根雪でしょうか…
冬枯れの庭木
葉を落とし寒々と侘しい
初冬
昼間の時間が短かく夜の帷の降りるのがはやい
一入寒さをそそる
まだ寒さに馴染めずにいる
わたし
ただ窓越しに庭の雪を眺め
冬囲いされた庭木に見入っている
寒さに耐え
まぁるい雪が木の上に
ただ
こんもりと～～…
2017-11-19-「雪の庭」
あなた
雪降りです
庭の木が重た気です
タヌもコンモリと雪に覆われ隠れているよ
吹雪いています
午後吹雪も止み静かになりました
これからはこんな日が続くのでしょう
ビショビショの木の葉の絨毯を敷き詰めたような
汚い道路
今日は一変して真っ白
みんな隠れました
きれいです
とうとう長い冬の始まり
飽きもせず窓越しに庭をながめてる
ま～るくなった庭木
おもいだろうな～
でも除けてやれない
来るべきものが来たので
後は雪と如何に仲良く過ごせるか…
がんばる…………
負けないから～～…
2017-11-15-「冬囲い」
あなた
昨日は寒くて寒くて夜はストーブにへばりついていました
寒い筈
朝起きて庭を見たら真っ白
雪がふったのです
とうとうきました
結構積もりました
でも今は風もなく穏やかな初冬の陽射し
昨夜の寒さは嘘のようです
カーテン越しの陽射しがキラキラって
眩しい
霜月も半ば
雪があっても不思議はない
裏をみたら
雪が消えていない
此の儘の筈はないと思うけど…
囲われた庭木
花々はみんな終わりました
殺風景な庭です
でもこれが過ぎないと
春は来ない
又の春に逢えたらいいね～～…
2017-11-15-「冬囲い」
あなた
今日はチラチラ雪が舞っていました
落ちては消え消えては落ちて…
雪も遊んでいるのかな?って
寒い日です
冬囲いが終わったので一安心
どんよりと泣きだしたいように
曇ってる
糸のように細く引いた微かな寂しさ…
何を眺めても募る淋しさ…
晩秋の侘しさ
そう
ご近所の９１歳のおばぁちゃま
其方へ逝きました
何とも辛いことです
あの
元気だった方がと思うと
やり切れません
晩秋の夕暮れはストンと昏くなる
夜の帷が降りてしまいました
また
淋しい夜です
あなた
今日は静かに明けました
ひどい雨風がなく穏やかです
霜月も半ば柔らかな初冬の陽射しが
カーテン越しに眩しい
嫌われ者の濡れ落ち葉が
道路いっぱい…
パッパッと掃くこと出来たらどんなにか
気持ちいいだろうに…
それも出来ず
ただただ外を眺めて
深い溜め息
心地よい日は
暮れるのも早く
夜に備えてのさむさ
また明日は
良い日で逢おうね～～…
あなた
風が強い
木の葉が飛んでくる
我が家の木の葉も他所さまのお宅へ
飛んで行くのでしょう…
この身体では掃くことも儘ならない
「ごめんなさい」って
ただそれだけ
木の葉が道路にベッタリトくっついて…
そして黄色の葉っぱはくるくるくると風に飛ばされ
道端に蹲って動こうとしない
この時期の光景ではありますが
何とも侘しい
雪こそまだないけど～～
初冬の冷たさ
さむい
間もなく冬囲い
昏い初冬の午後…
寒さになんて負けないよ～～…
あなた
寒いと思いきや雨がふってます
ジメジメと小ぬか雨
晩秋のつめたさ一入です
オレンジ色の「ヒオウギズイセン」が美しい
鮮やかだったけど…
今はおやすみ
ドップリと寂しさに浸ってます
タヌはと言えば
濡れそぼってブルブルって
体を震わせて…
寒いよね～～
とても日中とは思えないほど
昏い
雨は上がったようですが…
夕闇が迫ってる感じ
窓に残ってる雨粒の後
立冬が過ぎ
初冬の暗さが
寂しい
2017-11-6-「ツツジ」
あなた
あったかい日です
勘違いして咲いてる「エゾムラサキツツジ」
先日の雨風で葉っぱがありません
枯れ木に花が咲いている
そんな感じ
やがてこの庭も冬囲いの姿になることでしよう
長い冬です
庭木たち充分英気を養ってね
また会える日を
指折り数えて
待ってます
友達が来て行きました
相変わらず元気
いいなぁ～～
若いって～～
でも
口では「浮世の義理が辛い…」って
判って言ってるのかな？って
ちょっと疑問
まぁ
色んな考えがあるから…
わたしだって
辛い
もう陽が翳ってきました
やがて
すっぽりと
夜の闇に包まれることでしょう
また
長い夜との闘い
わたしは寂しさに
負けないから～～…
2017-11-5-「タヌキくん」
あなた
久しぶりの「タヌ」くんです
殺風景な花畑にポツンと所在なげにたっている
愛する「タヌ」
雨風に葉っぱはみんな飛んでしまった寂し気な木
花畑
ガランとして寂しい
より深い晩秋を思わせます
今日も
グズグズした天気
この時間でも夕暮れを思わせる
昏い
こうして
今日も終わる
再び同じ日は
巡り来ない
残り少ない日々
大事に使わなくちゃ～～…