『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

葉っぱの上に残っている水滴、朝日にキラキラ輝いて、コロコロしながら…ポツンと…

2015-09-30 13:32:56 | Weblog

 
               2015-9-25-「野菊」

   あなた

 「野菊」です。

 可愛いでしょう…

 花言葉=「 守護」「長寿と幸福」「忘れられない想い」など。

 楚々と咲く、やさしいお花です。

 

 「伊藤佐千夫」原作「野菊の墓」

 読んだのは15歳くらいの頃、何となく感傷に浸り

 立ち直るのに随分と時間がかかった様に思う。

 映画になり「野菊の如き君なりき」

 昨日とは打って変わり、高い秋空が綺麗。

 雨後の庭

 葉っぱの上に残っている水滴、朝日にキラキラ輝いて、コロコロしながら、

 やがてポツンと…しっとり濡れた、土の上にかえる…

 
 
病院の予約日。

 秋の空を眺めながら、昨日の様な雨降りでなくて良かったなって、沁みじみ

 思い、空に向かってありがとう… 午前中に帰れました。

 
 今頃になって、黒い雲。

 白い雲と、黒い雲の鬩ぎ合い。

 秋の天気です。

 今は、風がないので、雲の狭間から陽が射したり、隠れたりと慌ただしい。

 庭木が騒めきだしました。

 淋しい秋の天気。

 どうしても、穏やかではいられない様子。

 また、この時期です。

 ストン”と日が落ちます。

 
 
あなた、この頃が一番憂鬱。

 夢の中でいいから…逢いたいな~~

  

 

                                                           
         


「15歳」の昔と今…?

2015-09-29 15:39:47 | Weblog

   
                         
                                   2015-9-24-「シュウメイギク」
     あなた

 昨夜遅く帰って来ました。

 楽しかったけど!その分疲れました

 あなたも疲れたでしょう…

 贅沢ですよね…充分楽しんだのに…

 帰ってきてからの淋しさに!

 ちょっと惑わされているのかも?…


 「シュウメイギク」も終わりそうです。

 写真に撮れるのは、きっと最後と思うので綺麗なうちに一枚、腕は悪いの

 ですが、あなたに届けたくて…

 
 時雨と言うのでしょうね…

 晴れているのに雨が降ったり、止んだりと、目まぐるしく変わる秋の天気

 です。

 15歳

 昔、わたしの頃の15歳は今の様にスイッチポンで使えるものはなく、

 みんな手作業。

 それでも、それが当たり前で不満もなく、それなりの15歳を楽しみました。

 本を読むのは昔も今も変わっていないようですが。

 わたし、乱読かも知れませんが、沢山の本を貪るように読みました。

 良き頃でした。

 今は…?

 全て変わってしまい、その頃からみると、「竜宮城」…

 まぁ今は、それなりの勉強も大変そうですけど。

 昔は昔、今は今ですか。

 沢山の夢を見れる、今の世に感謝です。

 随分と昏くなってきました。

 大粒の雨が降ってき、庭の木花が小刻みに震えています。

 ピカピカ!雷さんです。

 いやだなぁ~…

 じゃまた…

 

  

 
 

 

 

 

 

 

 

 


 あなた、「タカネトウウチソウ」も、そろそろ終わりに近づいてきてます。

2015-09-25 11:31:26 | Weblog

                       
               2015-9-19-「タカネトウウチソウ」 高嶺唐打草)  

  あなた  

 「タカネトウウチソウ」も、そろそろ終わりに近づいてきてます。

 この花の由来は、花穂の形が中国の組み紐の「唐打」に似ていて高山に咲く

 ことからきていて、 別名を筆唐打草(フデトウウチソウ)とも言うそう

 です。 

 花言葉=「清々しい」。そんな気がします。

 どんなに強い風でも、決して逆らわず風に身体を預けユラユラ揺れてる姿が

 意地らしくも、可愛くもあります。

 あなたの作った「築山」に似合っていますよ…

 細くって目を凝らさないと、見えないのに道行く人の目に留まるようです。

 あなたの言う様に「植物」って素晴らしい…ほんとうに。

 
 今日は歯科の予約日、天気が良いので散歩がてら時間をかけて、歩きました。

 先生に歯の手入れが良いと褒められました。

 幾つになっても褒められると嬉しい…

 助手さんも「褒められましたね」って、歯ブラシを下さいました。

 小さなことかも知れませんが、やっぱり嬉しい。


 あなた

 今日はリコの家へ行きます。

 カッタン15歳になります。

 「ジィジ、ジイジ」と、べったりくっついていた子も、思春期まっしぐらの

 15歳。

 あなたも一緒に行ってお祝いしてやろうね…

 何時もご訪問下さる方々、三日ほど留守にしますので、申し訳ございません。

 帰りましたら、また覗いて下さいませ。

 

 

 

 

 

    


昨夜の半欠け「お月さん」少しボヤケて泪ぐんでいた様に思った。

2015-09-24 14:30:08 | Weblog

       
               2015-9-23-「親知らず子知らず」

    あなた

 「親知らず子知らず」が可愛く咲いてます。

  春に葉っぱが出て、秋に花だけ咲くから ? 通称「親知らず子知らず」と呼ば

 れているようですが、本当は「コルチカム」と言うのだそうです。

 花言葉=「華美」「美徳」等々

 でも、花は葉を知らない、葉は花をしらない…チョット可哀想…

 それが、名前の所以でしょうが、わたしは、欲ばり両方あってほしい。

 
 昨夜は久しぶりにお月さんを見ました。

 夜の月を眺めるなんて…

 何年振りかな?

 あなたが居なくなってから、夜空を眺めるのが、切なくて…

 カーテンを閉めるときでも、なるべく空を見ないようにして、急いで閉めて

 しまう。

 昨日、自分の殻から少しぬけでたせいか?空を見ることが出来たよ…

 でも昨夜の半欠け「お月さん」少しボヤケて泪ぐんでいた様に思った。

 案に違わず今日はお陽さんが隠れてしまって…

 昨夜のお月さんみたいにボヤ~ッとした日です。

 淋し気な秋の午後。

 あなた

 心に刺さった小さな棘…

 なかなか、抜けないよ…

 

 
 
 

  

  
            


 あいなるべくならば、残りの人生平穏無事に過ごしたいと、願うけど…

2015-09-23 13:10:59 | Weblog

                    
                            2015-9-10-日本の花「小さな菊」です。

    あなた

 今日も抜ける様な青空。

 芸術の秋。

 写真展を見て来ました。

 


 昨夜は殆ど眠れず、ボヤッっとした頭でしたが、

 素敵なものは、素敵に見られたこと、理性も少しは残っていた事が僅かな

 救い。

 昨夜は只々、あなたに援けを求めていた。 

 いくら悩んでも、わたし一人の力では、どうしようもないって、

 あなた判ってくれるよね。

 わたしは、考えすぎなのかな?

 「下手な考え休みに似たり」って言うもね。

 

 久しぶりに外へ出て、色んな事!感じたよ

 引っ込んでばかりでは駄目って…

 足を一歩踏み出すことが出来なかった「わたし」。

 こうなるには、それなりの訳もあったけど。

 でも、踏み出す勇気も必要と沁みじみ思ったよ。

 
 この齢になっても、通らなければならない、道もあるのだと…

 あいなるべくならば、残りの人生平穏無事に過ごしたいと、願うけど

 そうにはならない「業」の深さなのでしょう…

 あなた

 逢いたい…

 

 

 

 

  


青空にポッカリ浮かんでいる,孫悟空が乗ったと言われる「きんとうん」の様な雲

2015-09-22 12:23:27 | Weblog

                       
                 2015-910-「ニッコウキスゲ」 

    あなた

 今日も良い天気です。

 「ニッコウキスゲ」可愛い花ですが、一日花と言われています。

 花言葉=「日々あらたに」「心やすらぐひと」「夏美人」

 なるほどね…

 今日も可愛く咲いています。


 外は素晴らしい秋日和。

 青く高い空。

 じ~っと見てると…

 嫌なことみ~んな吸い取ってくれるような…そんな気持ち

 量り様がない人の気持ちだけど…

 それぞれ違うんだよね…

 ひとりで、考えていると変になってしまうけど…

 青い空を見ていると心が空っぽになって…

 チッポケな事に悩んでいる自分が哀れ…

 

 あなた

 青空にポッカリ浮かんでいる

 孫悟空が乗ったと言われる「きんとうん」の様な雲

 あれにのったら「十億万仏土」とも言われる遠い所~

 彼の岸へ行かれるのかな?

 出来るのら行ってみたい…

 そんな気がする。

 

 
 


 

           


わたしは、例の如くあなたの前で「ブツブツ独り言」あなたは、ただ笑っているだけ…

2015-09-21 14:23:23 | Weblog

                  
                          2015-9-11-庭の主「タヌ」くん

  あなた

 暫らくぶりの「タヌ」くん、ガランとして何もなくなった庭を見て、

 いささか戸惑い気味。

 終った花の始末、木も少々切ったので、淋しいくらいガランとしてしまいま

 した。

 何時もこの道を散歩していらっしゃる方…驚いて声をかけてきました。

 そして、「アラ、タヌキだったんですか!」ここを通るたび「何かなぁ!

 植木鉢にしてはチョット違うようですし」って言いながら庭をひと回りして

 帰られました。

 「タヌ」は可愛いって言って下さる人しか認めないのです。

 相変わらず大きな目で知らん顔。

 まぁしょうがないかなって…


 あなた

 僅か2・3日で色んな事ありました。

 これが「生きてる」って言うことなのでしょうね…

 昨日はあなたの居る所まで行ってきました。 

 ユウが誘ったようです。

 家に来てもローソクに燈を灯して長い間、手を合わせていました。

 良い子に育ちました。

 ある意味あなたのお蔭でしょうか?

 何か妙に淋しい。

 わたしは、例の如くあなたの前で「ブツブツ独り言」

 あなたは、ただ笑っているだけ…


 雨が降ってきました。

 黒い雲がそらを覆っています。

 雷さんがゴロゴロいってます。

 じゃぁまた…

   

 

 


「十億万仏土」の遠さを「あなた来て…」とは言えませんもね。

2015-09-19 10:48:55 | Weblog

        
           2015-9-10-「フウロ草」まだ可愛く咲いてます。

   あなた

 昨日・今日とさむい日が続いています。

 あの、小さく可愛い「フウロ草」がまだ咲いていて、見るひとのこころを癒

 してくれます。

 「フウロ草」には以外に、種類が多く…

 あの可愛い「ゲンノショウコ」も同属だったなんて…

 でも、言われてみると同じような花です。

 フウロ草、花言葉=「変わらぬ信頼」「陽気」「慰める」「妬み」

 こんなにも可愛い花なのに!「妬み」ってあるんですね…


 お彼岸です。

 サンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)が語源とされており、

 パーラミターとは到彼岸、つまりは煩悩や悩みを越えて到達する

 悟りの境地のことを言うそうです。

 逆に、煩悩や悩みに溢れた私達が住む世界を此岸(しがん)と言い、

 十億万仏土先の西方には、阿弥陀如来がいるとされる浄土があると、

 言われていることから、

 太陽が真東から昇って真西へ沈む分・秋分の日を中日として前後3日

 計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に修業をするのがよいとされている

 ようです。

 ちょっと難しくなりましたが、お彼岸を調べるとこの様なことに

 ぶつかりました。

 頭が痛くなるような難しさですが、結局は「あなた」のところまでは

 「十億万仏土」と言う途方もない距離があるようです。

 それが、どの位遠いのかは?判りませんが、簡単には、行き来できないと

 思いしらされました。

 この「十億万仏土」の遠さを「あなた来て…」とは言えませんもね。

 あなた

 まだ午前中と言うのに昏い… 日です。さむさも、あります。

                


秋の日の朝。 空気はピリッと冷たく、その分身体がシャンとする。

2015-09-18 11:16:58 | Weblog

                          
                                 2015-9-10-「マユミ」の実が可愛いでしょう…

    あなた

 予報では雨の様でしたが、まだ降ってはいません。

 秋の日の朝。

 空気はピリッと冷たい。

 その分身体がシャンとする。

 

 マユミがあまりにも可愛いので調べてみました。以下~ 

 『マユミの樹は枝がよくしなうので弓を作り、その弓は真弓と呼ばれたと

 言われます。

 万葉集にはマユミを詠んだ歌が12首あると言いますが、果実の美しさが

 詠まれたのではなく、いずれも弓との関連で詠まれているのだそうです。

 平安時代からは紅葉の美しさが詠まれるようになったと言われます。

 古い時代から庭に植えられたらしく、源氏物語「篝火の巻」、和泉式部日記

 第二十二段に庭木として登場します。

 材は色が白く緻密なので、多方面に利用される様です。

 新芽を山菜として食用にすると言いますが、果実は有毒で口にしてはいけない

 そうです。』

 と、言うような事が書かれていました。

 花言葉=「あなたの魅力を心に刻む」だそうです。

 随分木を切ってもらいましたが、「マユミ」と「錦木」だけは切らずに残し

 ました。

 今思うと、あなたが切らせなかったのね…

 わたしは、そんな感じがしました。

 素敵と思うのは昔も今も変らない様です。

 あなたが慈しんだ「マユミ」と「錦木」秋を誇っているようです。

 大事にします。

 


余りにも柔らかな陽射しを春と勘違いした「エゾムラサキツツジ」です。)

2015-09-17 11:05:57 | Weblog

      
                                      
                                             2015-9-17-「ムラサキツツジ」が咲いてきました。

    あなた

 今日も素晴らしく晴れ上がった秋の日です。

 見て見て!…

 余りにも柔らかな陽射しを春と勘違いした「エゾムラサキツツジ」です。

 弱々しいが、しっかりと二輪咲いてます。

 今どき咲いたら、来年は少ししか咲けないだろうに…

 日中と夜との、寒暖の差が余りにも激しいので、勘違いするのよね…

 花もわたしと、同じに大きな勘違いをするのだと思うとそんな花が

 たまらなく愛おしい。


 静かです。

 花畑の、ざわつきもなく、ただ、ひっそりと静かな花木たち…

 もっと騒いでよ…

 あんまり静かだと逆に落ち着かないよ…

 と思いきや、コスモスが何となく「オイデ、オイデ」をしている様で

 出て見ると…

 ”シイッ”虫の音…です”

 ”ギイ~チョン””ギイ~チョン”、キリギリスかな? 耳を澄ますと微かに

 聞こえて来ます。

 背丈の低い這う様な「カンザシ草」の下の様です。

 ここ暫らく虫の音を聞く、心のゆとりがなかったので、嬉しかった。

 「コスモス」ありがとうね…

 
 毎日が閑(ひま)な筈なのに、気持ちに余裕がなく、半端な事しかできない

 わたし。

 大いに反省してます。

 先にちょっとした事が待っていると思うと、何処か気持ちが浮ついて…

 駄目な人です。

 あなた

 お願い…無事行って来れますよう…守っててね。