『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

静かな秋日和の午後です。思うように、動かない身体が恨めしい…

2016-09-27 13:35:29 | Weblog

                        
                                     2016-9-27-「ヨウ石楠花」

   あなた

 暫らく続いた暑さで何を勘違いしたのか「ヨウ石楠花」」がまんかいです。

 時ならぬ今、咲いて庭を賑わしてくれるのは嬉しいけど、廻りくる春に再び咲けるのでしょうか…

 淋しがっているわたしを、気遣ってのことかな…

 枯れ葉ばかりの庭に、低い洋シャクが這い蹲る(はいつくばる)様にして咲いている姿…

 本当に嬉しいよ…

 この花を見る限り「秋」じゃない~ね。

 

 『夕月夜 心もしのみ 白露の 置くこの庭に蟋蟀 鳴くも』(湯原王)「ゆはらのおおきみ)

 《天智天皇の孫で、奈良時代の皇族、歌人という概略くらいしか伝わっていない

 謎多き人でもあります。》とありました。

 秋の和歌(うた)では、素晴らしく代表格のようです。

 

 静かな秋日和の午後です。

 思うように、動かない身体が恨めしい…

 

   

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿