『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 菊が咲きだすと日一日と朝晩のピリッとした、さむさが肌(み)に沁み淋しさも一入。

2016-09-21 13:27:12 | Weblog

                   
                                    2016-9-13-「キク」

    あなた

 初秋の冷たい空気。

 あくまでも、何処までも青いそらが、続く。

 

 少し背の低い白菊が咲きだしました。

 花言葉=「高貴」「高潔」「清浄」など。

 菊が咲きだすと日一日と朝晩のピリッとした、さむさが肌(み)に沁み淋しさも一入。

 

 元気であれと、自分の身体に「檄」をとばしてみても…

 動きは決まっていて、それ以上はどうしようもなく後味の悪さだけが、切なく胸を締め付ける。

 

 『寂しさに 宿を立ち出でて 眺 むれば いづこも同じ 秋の夕暮れ』  (良運法師)

 秋の夕暮れ時の寂しさがひしひしと、伝わってくるような和歌(うた)

 

 あなた

 秋はやっぱり寂しい…

 

 

 

 

 

 

 


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