2016-9-13-「キク」
あなた
初秋の冷たい空気。
あくまでも、何処までも青いそらが、続く。
少し背の低い白菊が咲きだしました。
花言葉=「高貴」「高潔」「清浄」など。
菊が咲きだすと日一日と朝晩のピリッとした、さむさが肌(み)に沁み淋しさも一入。
元気であれと、自分の身体に「檄」をとばしてみても…
動きは決まっていて、それ以上はどうしようもなく後味の悪さだけが、切なく胸を締め付ける。
『寂しさに 宿を立ち出でて 眺 むれば いづこも同じ 秋の夕暮れ』 (良運法師)
秋の夕暮れ時の寂しさがひしひしと、伝わってくるような和歌(うた)
あなた
秋はやっぱり寂しい…
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