小さな花芽がいっぱい出ているのに・・・

                      

   あなた

　タヌもカエルもようやく、姿を現しました。カエルの哀れな姿！傷だらけですが・・・「此処にいる限り庭は守ります」と健気　

　に言っております。頼もしい。

　小糠雨というのでしょうか？・・・傘をさすほどでもないけどささなきゃやっぱり濡れてしまう・・・

　どんよりとした寒い日です。庭を片付けるような日ではありません。

　毎日々少しも休む事なく、刻は流れて行きます。或る時ははやく！またある時は永く。特に日付が変わる頃”あぁ昨日と

　今日の交差点！とそれがすごく永く感じてしまう・・・そんなことを繰り返しているうちに１年がきてしまう。

　やっぱり、早いのでしょう。　

　火挟みをもって家の周りのゴミ拾いをしていた人、這い蹲るようにして花畑を片付けていた人、そんな人がもういない。

　そんなあなたの姿を偲ぶたび、現実を受け止め難く「何故？？」が幾つも重なってしまう。淋しい。でも～

　あなた

　仲間の皆さん優しくしてくれるよ。本当に困っているとき黙って手を貸してくださる。

　そんな時、わたしってつくづく倖者だと、思います。

　あなた、もう少し一人で我慢していてね・・・