『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

風花とでも言うのでしょう…か!細かな雪がヒラヒラ風に舞っていました…よ。

2015-03-24 13:59:39 | Weblog

                            

   あなた

 今日は寒の戻りでしょうか…

 朝から寒いです。

 見て下さい「水仙」の蕾は固く閉じたまま。

 雪囲いの竹がニョキニョキと現れ寒々とした感じ…

 風花とでも言うのでしょう…か

 粉砂糖のように小さな雪がヒラヒラって舞っていました…よ。

 

 幾山河 こえさりゆかば さびしさのはてなん国ぞ きょうも旅ゆく   若山牧水

 時はいま春になりぬとみ雪ふる遠き山べにかすみたなびく        詠み人知らず

 風まぜに雪は降りつつしかすがに霞たなびき春は来にけり        詠み人知らず

 二首とも詠み人知らずですが、冬から春への移り行く様が今と重なって…

 心に沁みます。

 

 午後お陽さんがチラっと顔を出して…。

 それも束の間…灰色の雲に覆われて…やっぱり寒い。 

 

  あなた

 ひとりだから、風の冷たさが身に沁みるのでしょうね…

 庭の残り雪が淋しさを弥が上にも…まします。

 聞こえては…いないでしょうけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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