2015-9-10-「弁慶草」満開ピンクが可愛いです。
あなた
久しぶりのお陽さんが眩しい。
グズグズした日が続き少々滅入っていました。
爽やかな日です。
柔らかな秋の陽射し。
夏の花も過ぎ、淋しかった庭に彩りを、添えてくれていた僅かばかりの花も、
終わりが近づいて来ました。
雨にたたかれ、風に煽られ散々な目にあいながらも、尚、毅然として衰えを
見せたがらない花たち…涙がでちゃう。
コスモスなど、細い首を擡げて(もたげて)何事もなかったように…
人間のわたしなど…弱いものです。
一人で生きています…なんて言いながら、淋しさの塊り。
まだまだ、しなきゃいけないことが、山の様にあっても、手を付けられない。
”あれがすんでから…これがすんでから…”って幾つも理由を付けて…
自分に甘~いわたし、
後ろから追いかけられている様な、焦りもあるはずなのに、足踏みしたまま…
『わがせこが衣のすそを吹き返しうらめづらしき秋の初風』 詠み人知らず
《「秋の初風」を感じているのが女性であると知られ、「衣のすそ」という
細部への目配りがおのずと夫に対する気持の細やかさを伝えて、
一首の情趣をしっとりとしたものにしている。》
との、補記がありました。
『うちつけに物ぞ悲しき木の葉散る秋のはじめを今日ぞと思へば』 詠み人知らず
《後撰集秋の部、第二首。立秋の日、唐突に襲われる悲哀の情を詠む。》
補記として書かれていました。
心も体も寒かったのでしょう…
こんな風に好きなことばかりをしている、わたしって…だめだなぁって思うよ。
でも、そんなじぶんが、愛おしくもあるよ…
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