『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

藤原彰子

2009-01-24 17:28:40 | Weblog

 道新の一面に

 [平等院壁画に創健者の姿?]

 藤原頼通と見られる人物が描かれていることがわかったと言う。

 頼通と言えば、平安の頃一条天皇の中宮となった彰子の兄の筈。この頃は雅の世界でありながら、ドロドロとした人間関係と醜い争いが後を絶たない。

 いわゆる「紫式部」は彼女(彰子)の家庭教師で「清少納言」は彼女達の目の仇である「定子」の家庭教師。

 良い悪いは色々見方がありましょうけど、私個人的には「藤原道長」が、きらいです。
 彼の兄「道隆」が亡き後は自分の思うままで天皇に定子と言う后がいるのに、我が子彰子を嫁がせる。

 お金だけでなく権力をかさに来て、したい放題。でもそのお陰で今、平安の頃の壁画が見れるという・・・

 「まなざしは浄土へ」とある。

 大勢の人達を陥れた罪滅ぼしでしょうか・・・

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
権力争いの果て (Rain坊)
2009-01-26 17:28:02
平安時代に限らず、何時の世も権力闘争が行われ、多くの人たちが犠牲になってしまいますね。現世でも同じことが繰り返されています。政治家たちの争いも国民のための政治とは言いながら、権力闘争に他ならないのではないかと思います。アメリカ大統領のオバマさんでさえも権力闘争の末、大統領の地位を獲得したと言えるのではないかと思います。しかし、彼の場合は、アメリカ中心ではあるけれども、世界平和という大義があり、昔の小さな地位獲得争い
とは違うと思うのです。人間は何時の時代でも戦うのが好きなんですね。keiさんのような方はそういう争い事は全く嫌いなタイプなので、道長憎しがあるのでしょうね。私も同じです。
返信する
私の世界は狭いです・・ (kei)
2009-01-26 18:10:55
 Rain坊さん、私恥ずかしい限りです。もっともっと、視野を広げないとだめですね・・・

 目先の事と、僅かな世界(それもほんの少々)しか判らないのに、ひどく、嫌ってしまいます。

 Rain坊さんから頂いた、コメントじっくり読ませて頂き、不勉強であること思い知らされました。

 でも最後に道長が嫌いと書いて下さいましたので、些かホッといたしました。
 どう考えても「才気煥発」な紫式部より、「清少納言」がすきです・・・
 これでは、反省した事にならないでしょうけど~~!

 
返信する
道長 (kei)
2009-01-26 18:24:24
 書き方の間違いです。
 
 Rain坊さんごめんなさい。
道長が嫌いな私に同調して下さった事と、嫌いでは、随分違いますよね。

 もう少し見方を変えて改めて読み直します。
返信する

コメントを投稿