2016-9-4-「オイランソウ」
あなた
「花魁草(オイランソウ)」が、夏の終わりを告げようと可愛い花びらがハラハラと枝を離れて
落ちて来ます。
随分と楽しませてくれました。
この花の周りで、秋の虫が一入の淋しさを震わせて…
蟋蟀(キリギリス)・螽斯(コオロギ)・邯鄲(カンタン)、などなど…
虫の音に合わせる様に淋しさが襲ってくる。
「邯鄲の夢(かんたんのゆめ)」
その幽玄(ゆうげん)な響きが中国の「邯鄲の夢(かんたんのゆめ)」
(煮炊きをしているわずかな時間に一生の栄華をきわめる夢をみる)という故事(こじ)を
イメージしたそうです。
泡沫(うたかた)の夢。
これは「やっぱり秋の侘しさ」です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます