あなた
可愛い妖精が、あなたにお花を届けてくれたよ…
霧雨が音もなく降ってます。
昏く寂しく、何とも言いようのない鬱陶しさが纏わりつく…そんな日。
これから行く日はそれ程はないでしょうけど、過ぎた日は、沢山あって、とても
一度には思い出せない。
道行人は背を丸め、傘を開いたり閉じたりしながら、足元は一歩一歩確かめる
ように歩いている…
スーパーに行きたいと思っても、これじゃだめ…とやや諦め…
「冬はいみじう寒き 夏はよにしらず暑き」
『冬は雪あられがちに凍りし 風はげしくていみじう寒き よし 夏は日いとう照り
扇などもかたときも打ちおかず 堪え難う暑きぞ よき なのめなるは わるし』
「雪のいと高う降りたるを」
『雪のいと高う降りたるを 例ならず御格子まゐりて 炭櫃に火おこして
物語などして集りさぶらふに (宮)「少納言よ 香炉峰の雪いかならむ」と
おほせらるれば 御格子上げさせて御簾を高く上げたれば 笑はせたまふ。』
「清少納言」冬の巻より
炭櫃(すびつ)囲炉裏のこと。
だいすきな「清少納言」好きな巻だけ読んでます。
あなた
寒い日です。
隙間風が”ヒュウヒュウ”ってっ心の中を突き抜けていく。
こんな気持ち判るでしょう…
静寂(しじま)を破るようにケタタマシイ電話。
じゃ~
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