半夏(カラスビシャク)
半夏生に蛸をたべる何故蛸なの?気になり一寸調べてみました。
”半夏生”とは雑説で半夏(烏柄杓)と言う薬草が生える頃のこで、
夏至から数えて11日目頃とされています。農家にとっては大事な
節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休み
とする 地方もあったそうです。
この日は天から毒気が降りるといわれ、井戸にフタをして毒気を防
いだりしたそうです。
この半夏生に蛸を食べるのは、古来より農耕民族のお祭りとして、
田植えが終了した時期に稲の根が蛸のように地に吸い付き、根付
くよう祈願して、食されてきた風習だそうです。
蛸の八本の足は末広がりを意味し、吸い付くように地を這うこと
で、経営面での地盤が出来る縁起の良い食物とされています。
また、栄養面でも、タンパク質、タウリンが豊富に含まれている事
から、動脈硬化や肝臓病、視力低下の予防に効果があると言わ
れており、暑い夏を健康的に乗り切るようにと願いを込めて食され
てきたといわれています。
今この時代全て機械農業です。が昔の人たちは手作業での作業
だった事でしょう。そのご苦労は今の私には計り知れません。
が、その事に肖って今夜は「蛸」をたべます。
蛸を食べる・・・その都度思いだすでしょう・・・
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