あなた
昨日は、行きつ戻りつ…の地吹雪のような寒い日でした。
お彼岸がくるので「彼岸荒れ」って言うのでしょうか?
そうこうしているうちに、午後からは晴れたので病院へ行って来ました。
色々通らなければ、やはり春にはならないようです。
今日の陽ざしは、だんだん春めいて…心なしか?庭の雪が少し沈んだようです。
「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明りて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」
ほんの少しずつ、夜明けが早くなって窓のカーテン越しに、明るくなったのを感じます…
だもの、清少納言のように感性の鋭い方は素晴らしい言葉の表現が出来る…
今日は久々にお雛様の右近の桜、左近の橘を思い出し「田道間守」の唄を思いだしました。
古代伝承上の人物。『古事記』は多遅摩毛理と表記。日本に帰化した新羅の王子,天日槍の玄孫といわれる。名は但馬(兵庫県)
の国守を意味する。垂仁天皇に,非時香菓(時期ではないのに香りたかく実る果実)を求めよと命じられ,海のかなたの仙境,常世国に
派遣される。10年を経て,労苦の末それを得て帰国したが,その前年に天皇は崩じていた。タジマモリは,果実を陵に供えその場に哭
泣して死んだ。これが橘(現在の橙あるいは蜜柑か)であるという。常世国の非時香菓は,不老長生を与えるとされたらしいが,それを
待っていた天皇はわずかの時差で崩じ,結局永遠の生を得た者はいなかったのである。
何とも哀しい話ではあります。
このように、歴史を繙いているときだけは、全てを忘れ、そのことに没頭できあなたの事忘れること出来ます。
此の儘この世界にいようかしら?…置いてはくれませんよね…
あなた
日は長くなっても、今日の日はそろそろ幕が下ります。
嫌いな夜の始まり…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます