ジェイソン・ステイサム主演の映画ですが、 彼の定番のキャラクターとはかなり違っています。ただ “泳ぎ” という点では、まさに“水を得た魚” ですね。
しかし、「サメ」をメインにしたサスペンス作品は、必ずスティーヴン・スピルバーグ監督の「 ジョーズ(原題:Jaws)」(1975年)と比較されるので辛いところです。 あの作品を越えるのはそれこそ至難の業でしょう。
本作品の場合、比較的リアリティが高い方だと思います。その分、 ストーリーは陳腐で迫力という点ではイマイチ、ただ、 登場人物のキャラクタ設定に無理がないので “そこそこの出来ばえ” に落ち着きました。
中庸レベルのエンターテインメントとしては許容範囲ですね。