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かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。
ただ、私の出張先も以前勤務していた会社のころを含めるとそこそこの都道府県にわたるので、どうせなら “シリーズ全作品制覇” にトライしてみようと思い始めました。
この作品は「第35作目」です。今回の舞台は “岩手”。
「岩手」には以前勤めていた会社の地方拠点があったので、年に2回程度は出張に行っていました。行先は盛岡で、訪問先のビルの窓から岩手山の雄姿を正面に見ることができました。プライベートでも、学生時代に平泉中尊寺や三陸海岸の浄土ヶ浜を訪れたことがあります。
ミステリー小説ですからネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、この作品は、シリーズの中で時折見かける「内田康夫さん登場版」です。
今回は、そこそこの場面で内田さんが絡んでいるのですが、正直、あまり好ましい印象は抱きませんでした。どうも内田さん本人が一人で悦に入っているような書きぶりで、さらにラストでダメ押しもありとなると、これはもううんざりですね。
さて、取り掛かってみている “浅見光彦シリーズ制覇チャレンジ”、それほど強い意志をもって完遂しようとも思っていませんので、まあ、“どこまで続くことやら”です。
次は、36作目の「菊池伝説殺人事件」ですね。
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