少しずつ見続けていた「ウルトラマン」全39話を見終わりました。
私は、この作品を小学生のころ毎週熱中して見ていた世代です。
改めて見直してみると、こどもの工作のような貧弱な仕掛けもあれば、よくもまあこれほどの物を手作業で作り上げたなと感嘆するようなセットもあって、この落差がとても楽しいですね。
脚本や演出にも、今では許されないような個性と遊び心が溢れていて、テレビ黎明期のマグマを感じます。
その中でもやはり“実相寺昭雄”監督のインパクトは別格です。
実相寺監督といえば「ウルトラセブン」で、モロボシ・ダンとメトロン星人が畳敷きの部屋で卓袱台を挟んで語り合うシーンが有名ですが、この「ウルトラマン」シリーズでも、ジャミラやシーボーズといった強いメッセージ性をもった怪獣を産み出しています。
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