今回は トヨタ ビスタアルディオ です。
この車で登場した時は、それまでのトヨタビスタの面影が全く無く、突然変異して現れました。旧タイプのロールーフの車から、居住空間重視のハイルーフのボディへの転身は、当初僕のイメージはNGでした。当時のトヨタビスタの営業マンに「なんでこうなったの?」と疑問を投げつけ程です。多分当時としては早すぎたのか、最近の車が居住空間重視になって来た為、それ程違和感無く受け入れられる様になりました。でもビスタセダンのあの形は、今でもいかがなものと思います。
乗ってはどうか?確かに凄く広くて、頭上も違和感がないです。そしてコンソールセンターに埋め込まれたメーター・・必要最低限の表示しかなく、大きくシンプルで認識しやすいです。この点も当初は少し違和感がありました。ナビ装備車もここに画面が表示され、コントロールはセンターコンソールに簡単な操作スイッチがあります。このスイッチには車輌情報の切り替えがあり、メインテナンスや燃費なども表示されます。それに僕の好みから言うと、今はどうか分かりませんが、トヨタ車のシートが少し柔らかく思えます。僕は体重75kgですが、少し沈みぎみになり長距離走行の時に、腰に違和感を感じるときがあります。これは好みですので、これが好きと言う方には いいシートと思います。オーディオもコンソール一体型なので、後付けのオーディオは無理かも?当時はそれも許せなかったような気がします。
実際走って見ると、今回のビスタアルディオは1.8のDOHCエンジン(1ZZ-FE)で、ボッテリしたボディのわりには、軽快な走りでなかなかいい感じです。アクセルを踏んだだけ、前に進んでくれます。燃費表示に切り替えて見ると、10km/L~13km/L位を行ったり来たりしていました。本当に静かで扱いやすく、トランクスペースも広く、開放感に優れた車です。
時代も変われば、人の感覚んも変わります。今ではこのビスタアルディオは、違和感無く受け入れる事が出来ます。
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