サブタイトル「映画観ちゃいました」です
今回は-幸せのレシピ-です。
すでに上映開始からだいぶ日にちが経ってしまいましたが、是非観ておきたいと思いつつ、10月後半になってしまいました。やはり館内の観客は数組で、座る席も自由でした。もうすでに この映画を観終わった人も多いと思いますので、ストーリーを含め書いて行きます。
ニューヨークのマンハッタンにあるレストランの厨房を、シェフであるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が全てをしきっています。この地位まで上り詰めた彼女は、オーナーや周りも認める程の腕前であり、彼女自身も誰にも負けないという信念思っていた。しかしそんな強気な彼女でも、カウンセラーの先生には自分の弱さを見せている。
そんな多忙な彼女だったが、予期せぬ交通事故で亡くなった姉の姪 ゾーイ の世話をすることになる。人生の全が仕事と思っていたケイトは、ゾーイの存在で生活のリズムを崩してしまう。ゾーイも母親が亡くなった事で、寂しさのやり場を探す。そんな二人なので、お互いの気持ちがかみ合わない。 ゾーイの世話の為に休暇を取っていたケイトだったが、やはり自分には仕事しかないと思い、居心地のよい厨房に戻った。するとそこには臨時で雇われたシェフのイタリヤかぶれニック(アーロン・エッカート)が、自分の仕事仲間と和気藹々と仕事をしている事に絶句する。それにもめげず復帰するケイトだったけど、やはり以前と違う雰囲気に、苛立ちを隠し切れない。そんなケイトとニックは話し上のすえ、何とか和解する。
しかしケイトにはゾーイの問題が有った。自分の作った食事も食べてくれないし、夜は一緒に居れなくて寂しい思いをさせている。考えたすえケイトはゾーイを厨房に連れて来る。厨房で寂しそうにしているゾーイに、ニックがお得意のパスタをさりげなく渡す。するとゾーイは、ただ渡されただけのパスタを、一生懸命に口にし始める。それを見ていたケイトは安心したのと、ニックの心使いに感謝して、彼に少し心を開く。 お互いの距離が近くなったとように思えたが、またしても考え方の違いで、ニックがレストランを離れて行く。もう一方 気持ちのすれ違いで、ゾーイとも上手くいかなくなる。そんな時に自分に必要な事は、息を抜く事と考え、仕事を休んでゾーイと1日過ごした。一旦は気持ちが通い合ったかのように思えたが、ケイトの発言にゾーイは家出をしてしまう。そしてニックとケイトでゾーイを探すしていると、母親の愛を求めていたゾーイは、亡き母のお墓の前にいた。
ゾーイをどうにかしてあげたい気持ちを抱いたまま、ケイトは仕事に戻るが、歯がゆい自分を我慢していた。するとクレームをつけたお客にキレたケイトは、生肉片手にお客にの前に突き刺した。そしてそのままレストランを後にしいて、タクシーに乗り去って行った。(ここの場面は何故かスッキリさせられます) 最後はケイトとニックとゾーイとでハッピーエンドで終わります。
長々と書きましたが、この映画で欠かせないのは、カウンセリングの先生ではないでしょうか。悩んでいるケイトに「人生のレシピを考えて・・・」と諭される。
映画の予告を観ていて、もう少し料理に関する映画なのかと思いきや、一人の女性の生き方を考えさせられる映画でした。悲しい場面も有りますが、何か観ていて楽しい映画でした。