今回 ご紹介する車は、日産 キュ-ブです。
2代目となるこのキューブですが、3列シート7人乗りになると、キューブキュービックとなります。今回のキューブも3列シートですが、全長が3.9mの長さの中に、3列のシートが納められています。同じ日産リバティも3列シートで7人乗りですが、こちらの全長は約4.6mです。勿論もともとのコンセプトが違うにせよ、ユーザーから見た実用性として、7人乗ると考えた場合どちらを選択するでしょう。キューブキュービックに乗る家族構成をシュミレーションすると、前席にお父さん&お母さん、2列目にはおじいちゃん&おばあちゃんと、3列目には小学生の子供2人ですね。これで6人ですが、この位が丁度良い間隔でしょう?もう一人乗せるとしたら、やはりお子さんがベストと思います。
キューブのボディの形が、見てとおり四角くできていて、大半の車は天井に向かうに従って、緩やかな曲線で狭くなっています。そのイメージでこのキューブを見ると、頭デッカチな車と感じてしまいます。それにリヤガラスの形状が、他車には無い独特な造りです。これも2代目キューブの特徴です。初代のキューブはリヤハッチは上に開きました、というよりこの手の車のほとんどは、リヤハッチは上に開閉します。何故2代目で横開きにしたのかはわかりません?横開きと上下開閉、どちらが使いやすいかは、使い人次第ですが、雨の日は上下開閉の方が、ちょっとした雨よけになります。
では乗ってみてどんなものか・・?シートに座るとやはり狭く感じます。唯一すくいが、前席がベンチシートになっていて、大柄の僕としては乗りやすいです。一人分のシート形状になっていると、その位置から動けなくなります。長く移動すると運転に支障をきたすので出来ませんが、気持ち数センチ横に動かせることで、長時間運転する時など体が楽です。それにカップル同士は嬉しいですよね・・・・ 僕は身長180cm有ります。足が長くない分、それなりに座高があります。キューブのシートに座ると、何か視界に違和感があります。そうです、フロントガラスの幅が狭いように感じます。ボディ形状が四角く出来ている為、フロントガラスの角度が垂直に近いのか、それともシートの位置が高い為なのか、何か視界が狭く暗く感じます。帽子をかぶった時に、ひさしが前にあるような感じと思ってください。外から見ると、それなりにフロントガラスは大きく見えるのに?
では走ってはいかがなものか?直列4気筒DOHCの1.4リッターエンジンは、ボディの軽さも手伝って、スムーズな走りです。シフト感覚もいいですが、シフトポジションがメーターの所に表示される為に、ちょっと分かりにくい時がありますが、これも慣れてくれば問題ないでしょう。排気量が小さいエンジンなので、加速時はそれなりにエンジン回転が上がってしまいます。今回の車は4速ATで燃費を考えると少し心配ですが、、エクストロニックCVT-N6設定グレードもあり、メーカーデータではそれ程数値に差は有りませんが、乗った感じではそちらの方が燃費がいいかも?
このキューブキュービックという車、中古車市場では様々なグレードや色、装備が選べます。これから行楽シーズンがやってきます。家族や友達同士、デートにといった楽しむアイテムとして、自分に合った楽しいキューブを見つけてください。
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