おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

遠野のジンギスカンを堪能

2008年08月24日 | レストラン/食堂


 岩手県の入った頃には夕暮れ近くになり、今夜は民話のふるさと 遠野に泊まる事にしました。東北道の北上江釣子ICを降り、遠野まで50キロ近くの道のりを、いくつ山を越した事か分かりませんが、約1時間程で遠野の町に着きました。もうすでにあたりは暗くなりつつあり、お盆はじめという事で、町の通りでは火を灯して迎え火をあちらこちらでしていました。
 そして今夜の食事ですが、ここ遠野ではジンギスカンが名物です。ジンギスカンと聞くと北海道と思っていましたが、意外や意外 地元では皆さんよく食べているとのことです。地元のスーパーに行くと、確かにジンギスカンのお肉がドンと置いてあります。それにTBSの日曜昼に放送されている「噂の!東京マガジン」でも遠野のジンギスカンが取り上げられ、特性バケツを使った簡易型ジンギスカンセットに注文が殺到して、数ヶ月待ちの品切れ状態になったようです。やはりそこまで名物なら、食べずに帰るわけには行きません。
 遠野には数軒のジンギスカンのお店が有りませが、その中で僕が選んだお店は、遠野食肉センターという4車線のバイパスにあるお店です。確かに駐車場には車がいっぱいで、人気店であることは間違いないようです。店の名前に「ガーデンハウス」と書かれているように、店内の他にデッキ風のガラス張りのテラスが設けられており、店内とは又違った雰囲気で食べる事ができます。僕は運がいいのか、そのガーデンテラス席に通されました。
 注文は勿論ジンギスカンです。ご飯のついた定食も有りましたが、とにかくジンギスカンです。黒々した独特の丸い鉄板に火がつけられました。しばらくしてジンギスカン肉と野菜が運ばれて来ました。まず初めに、白いラードをジンギスカン鍋のてっぺんに乗せ、ジンギスカンの準備をします。溶けたラードは徐々にジンギスカン鍋を濡らし、鍋の淵に溜まります。頃合を見計らって、ジンギスカン肉を乗せるわけですが、ここ遠野食肉センターのジンギスカン肉は、生ラムを使用している為なのかお肉がブ厚く、一切れ一切れのボリュームが凄いです。それをよく温まった鍋に乗せると、ジュージューと音をだして煙が立ち昇りました。そしてお肉が焼ける間に、野菜を鍋の周りに敷き詰めます。そうする事により、鍋の脇に落ちた油と野菜が混じり、野菜が焼きあがる頃には、肉汁が野菜の味付けをしてくれます。そして両面適度に焼いたジンギスカン肉を食べて見ました。いやー肉厚で凄く軟らかくて美味しいです。これ東京で食べたら結構いい値段ですよ?それにあのラム肉独特の臭みも無く、何が違うのかと考えながら、ひたすらジンギスカン肉と向き合っていました。

           ラムカレー

 そしてメニューに有ったラムカレーが気になり、胃袋に少し余裕を持たせて注文して見ました。そして到着したカレーがこの画像です。何かライスの型が懐かしくも思えます。そしてカレーを食べて見ると、インドの方が作るカレーのような感じではなく、普通の家庭のカレーに近い味でした。そして使っているお肉はラムですが、こちらもラム肉の独特な臭みも無く美味しいです。
 いやはや遠野の夜は満腹でした。
     
   
                                                        



 

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