神社やお寺などの近くに、たい焼き屋さんがある場合があります。たい焼きは旧い街並みが似合うからでしょうか?それとも鯛は縁起がいいから?
愛知県名古屋市の真中の中区に、大須観音があります。この大須観音の境内に隣接して、名古屋で最大ではないかと思われるアーケード街があります。上野のアメ横にも似た雰囲気で、通りの左右に小さなお店がズラ~と並んでいます。実はこの大須商店街には、「アメ横」の名前が付いた場所があり、名古屋の人達が集まる歴史のある繁華街です。
そんな大須商店街にも、たい焼き屋が有りました。大須観音の境内から大須商店街に入った所に、大きな看板を掲げた 鯛福茶屋 があり、お店が角地にある為にすぐに分かると思います。たい焼きの他にもお団子やソフトクリームも売っていて、参拝に訪れた時に立ち寄る、ちょっとした憩いの茶屋といった感じです。
早速 鯛福茶屋 のたい焼きを買って見ることにしました。入り口を入った所で、たい焼きを焼いていました。ここのたい焼きは、一匹づつ焼くこだわり天然物です。そしてたい焼き一匹注文し、待つ事無く即手渡されたアツアツのたい焼きを持ち、すぐそばの大須観音の境内で食べる事にしました。すぐにたい焼きを手渡されたので、作り置きしてあったのかと思っていましたが、出来たてのように凄く熱く、食べるまでに少々時間をおく事にしました。そんな僕の姿に気がついたのか、境内にいた沢山の鳩が、こちらに向かってドーっと近づいて来るからビックリ!鳩一匹近寄って来るなら可愛いけれど、境内一面の鳩が、静かに均等の間隔を保ちながら、ゾロゾロと近寄ってくるとさすがに怖い・・。これはヤバイと思い、すかさず境内から外に出ました。
そんなこんなで、そろそろ冷めた頃と思い、鯛福茶屋のたい焼きを食べて見ました。表の皮はパリパリの、いかにも天然物といった感じです。そして中の餡は、最初はそれ程ではなかったけれど、餡が沢山詰まっているので、シッポまで食べると甘さが口の中に残るかな?鯛福茶屋のたい焼きだけに、お茶が欲しくなります。でも表面の皮の食感といい、歴史のあるこだわりの鯛福茶屋のたい焼きは美味しいです。
近くの地下鉄大須観音駅の構内に、このような 鯛福茶屋 の看板がありました。
なにかが見つかる広告