渋谷と横浜間を走る東急東横線沿いには、結構たい焼き屋さんが有ります。以前日吉駅のたい焼き屋さん黒猫のしっぽをご紹介しましたが、今回は日吉駅から横浜方向にひと駅進んだ綱島駅に降りました。
綱島駅のすぐ側を綱島街道が通っています。そちらとは反対側の出口を出ると、結構人通りの多い商店街があります。これだけの人が行き交うのなら、必ずたい焼き屋が有るだろうと、全く根拠のない考えで歩いて見ることにしました。
時刻は夕方近くで、学校帰りの学生や買い物の人でいっぱいです。商店街と言っても、広さ的にはそれ程大きくありません。道幅も狭いし、車が入って来るにはちょっと大変かな?そんな中をぶらぶらと歩いていると、なにやら赤い提灯(ちょうちん)が下がっているお店を発見。時間もまだ早いので飲み屋さんではないと思い、おッこれはもしやと思い近づくと、残念ながらそこはたこ焼き屋さんでした。同じ粉物系でもあり、たい焼きとたこ焼きというように、見た目文字も一字違いで惜しかった・・・。そんな思いで店の前を通り過ぎようとすると、なにやらたい焼きの写真が目に入りました。お店の写真の、右端の柱の所見えますよね。オー有った有ったと喜んでみたものの、何か複雑な気持ちです。たこ焼きメインのお店の雰囲気から考えて、たい焼きはどことなく肩身が狭そう。買う側からしても、たこ焼き屋に来て「たい焼きください」と言うのもどうなんだろう・・・。とにかくここはたい焼き一点を見つめながら、勇気をもってたい焼き一匹買いました。(ちょっと大げさな表現ですみません)
アツアツのたい焼きを手に持ち、人気を避けた所で食べる事にしました。たい焼きの形を見ると、何となく年期のはいった焼き型を使っているようにも思えます。濱やのたい焼きを頭からかぶりつくと、たい焼きの皮が意外と硬い。しっかりと焼かれていると考えるべきか、たこ焼きの生地を使うとこんな感じの焼き具合になるのか?濱やさんはたこ焼き屋なので、たい焼きの為にわざわざ新たに生地を用意しないと思いますが・・・どうでしょう?中のあんこは甘さ控えめで水分も抑え目です。そう考えると、水分が飛ぶくらい時間をかけて焼いているのかな?この謎はたこ焼きを食べると分かるかもね。
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