博多の夜の名物といえば中洲の屋台ですが、では昼の中洲の名物はなんでしょう?それが今日ご紹介するたい焼き屋さんの川端鯛焼です。
博多の街の中を小さな博多川が流れていて、その川に沿って人がすれ違うくらいの細い道が両岸にあります。こんな所にたい焼き屋がと思わせる所に、川端鯛焼があるわけですが、ここは知っている人でないと辿り着けないと思います。分かりやすく説明すると、櫛田神社と地下鉄中洲川端に向かう、アーケード街の上川端商店街の裏にあります。もしくは博多川にかかる博多大橋と博多橋の間に見える、赤い川端鯛焼ののぼりが目印です。
博多川のわきの道を歩いて、赤い店構えの川端鯛焼の店の扉を開けました。店内には小さなテーブルと小さな長椅子が置いてありました。僕が行った時に、すでに若い女性客が、たい焼きが焼けるのを待っていました。僕も早速注文するわけですが、僕が選んだたい焼きは、子持鯛焼きです。どうしてもこのようなかわりたい焼きに目が行ってしまいます。かわりたい焼きと言っても、この子持鯛焼きは想像はつきましたが、一様確認する為に訊いてみると、やはり思った通りたい焼きの中に求肥が入っているようです。注文を受けてから焼くという事なので、約8分ほど店の長い椅子に腰掛けていました。すると意外にも、お客さんが引っ切り無しに来るではないですか?こんな場所ありながら、やはり博多では有名なたい焼き屋さんであると確信しました。
そして僕のたい焼きが、予定通り焼きあがりました。手渡されたたい焼きを持ち、少し冷ます為にお店の外に出ました。この川沿いの細い道は、テレビドラマ(バンビ~ノ)に使われるくらい、雰囲気のある綺麗な場所です。そろそろ食べごろなので、袋の中から川端鯛焼のたい焼きを取り出しました。すると意外とたい焼きが小さいことに驚きです。特にこの尻尾の小さい所が、逆に可愛らしく感じました。食べて見ると、皮の表面がパリッとしていて中がもちっとしています。中はつぶあんで少し水っぽい甘めのあんこです。そして子持鯛焼きという事で、中に丸い求肥が入っていましたが、焼きたてと言うこともあり、その求肥が・・求肥がー!求肥が熱さでお餅のように延びあんことからまり、まるであんころ餅を食べている食感で、これが意外とおいしいです。
あらためて よくよく川端鯛焼のたい焼きを見ると、尻尾が小さく可愛いですね。
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