時間がない時に、おいしい物を食べたいと思ったら駅弁にかぎりますね。駅弁には、その土地のおいしい物が詰まっています。
九州でひと仕事を終え、即東京にとんぼ返りという状況。せっかく博多にいるので、何かうまいものでも食べたい気分。でも時間が無い。そんな時にはやはり駅弁です。とはいえ、さすが博多駅の駅弁売り場。九州の素材を使った駅弁や、九州らしい駅弁がたくさん売られていました。この中から、一品選ぶのがこれまた難しい。見るからにどれもおいしそうです。そこで目に留まったのが、いかにも九州を象徴した名前の「九州男弁当」なる駅弁?。これは他には無いだろうと思い、値段も気にせず購入しました。ちなみにこの駅弁は1050円です。
九州男と書いて「くすお」と呼ぶそうで、これもその土地に行かないと、知らなかったことでしょう。九州男弁当の蓋を開けると、ご覧のような彩です。ご飯の上に、博多名物辛子明太子・博多高菜・和牛焼肉の3色のレイアウト。おかずのメインは、真ん中にある丸い博多ナスです。その横に煮物が付いて、この箱の中に博多の味が詰まっていました。駅弁のご飯というと、結構かための物が多いけれど、この九州男弁当のご飯は、水分多めに炊かれたもっちりしたご飯です。それに博多ナスは、大きな輪切りのナスを出汁でやわらかく煮て、駅弁の真ん中にドンと置かれています。これは他では味わえない博多の味でしょう。
駅弁は旅の醍醐味でもあり、その土地の味を知る楽しみでもあります。
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