青森で何か美味しいものを食べようと思い、青森駅周辺をブラブラ散策。この地は津軽海峡で獲れた新鮮な海産物の宝庫。青森といえば名物はホタテかな?路地を入った所に古川市場があり、ここののっけ丼もいいなと思いましたが、何せ青森の夕暮れ時は風が冷たい。寒い時には温かい物が恋しくなりますよね。そこで市場は市場でも、通りに出た反対側に市場らーめんを見つけました。
市場らーめんと言っても、お店の名前が市場らーめん。お店の前にあるメニューを見ると・・・うん!ナンだコレは?お店は小さいけれど、なにやら存在感大。コレは是非食べてみたく、少しためらいもありつつ入店。店内はカウンターのみで、こじんまりとしたホント街中のラーメン屋さんといった感じ。カウンターの奥では女性の方が一人で切り盛りしてました。
お店の入り口に置かれた食券の発券機のどのボタンを押すか模索。青森名産のホタテが入ったあったかほたて鍋らーめんもいいし、みそカレー牛乳らーめんも食べてみたい。でも今回は店の定番であろう煮干し醤油らーめんにしました。それとこちらも青森の名産が入った珍しい餃子もいっしょに食券購入。
僕が席に着くなり、2組みのお客さんが立て続けに入って来ました。そうなるとカウンターの向こうの厨房は大忙し。水とお茶は勿論セルフサービス。厨房からオーナーが「焼きおにぎり入れますか?」と聞いてきました。そうですこちらのお店のらーめんには、上の写真のような丸い焼きおにぎりが入ってます。たぶん日本でここだけではないでしょうか!そして隣に写っている餃子も、ここにしかないであろう「りんご餃子」です。
らーめんと同時に餃子を出してもらい、早速温かいうちに食べてみましょう。らーめんの麺は細い普通の中華麺で、スープは透き通っていますが、煮干だしがきいた味のしっかりした醤油らーめんです。らーめんの上には、薄いチャーシューとメンマ、ワカメときざみネギと焼きおにぎり。見た目麺が少ないよいに思えますが、これが意外と多かったです。で焼きおにぎりですが、箸で食べるのが難しいので蓮華ですくって食べます。ズバリらーめんにご飯を入れて食べている感じです。まあそのままといってしまえばそれまでですが、人生でらーめんにご飯を入れて食べるのは初めての経験です。そして一緒に注文したりんご餃子ですが、見た目普通の餃子です。いつものように小皿にラー油と醤油を入れ試しに一つ食べてみました。食べた瞬間確かに餃子に間違いはないけれど、食感が若干硬い。断面を見ると、餃子の具の中に細長く切った白い物が見せます。これがりんご?物珍しさで注文しましたが、味より食感が変わってました。結論を言えば、この煮干し醤油らーめんは癖のない普通の懐かしい昔ながらのらーめんです。
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