おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・  (旧店舗)ともえ庵   in  東京都中野区

2013年01月14日 | たい焼き


 雪が降ってます。関東平野に雪がどんどん積もってます。昼頃から降り始めた雪は、夜まで降り続くようです。寒い時のぴったりのたい焼きを、今年もいっぱい食べに行きましょう。
 
 中央線&東京メトロの駅に中野駅があります。中野駅の北口にはアーケード街があり、多くの人で賑わってます。その反対の南口は、北口と違ってお店も少なく、唯一〇I〇I(マルイ)がありますが、こちらを利用するほとんどの人は、周辺に住んでいる方々でしょう。その中野駅南口を出て、ロータリーを左側に進んでいくと、中野通りと平行に設けられた細い路地があります。その路地を下っていくと、中野郵便局がありますが、その途中にともえ庵というたい焼き屋さんがあります。お店の間口は大きいけれど、一坪二坪程の小さなお店です。お店のつくりは小さいけれど、看板も大きく存在感があるたい焼き屋です。
 フルオープンのお店の中で、店主であろう若い方がたい焼きを焼いてました。その姿を見ると、一丁焼きの焼き型を数本操り、手際よく焼き立てのたい焼きを作ってます。お店の隅に2人くらい座れる椅子があり、いちよう店内で食べられるスペースはありますが、ほとんどの方は持ち帰りですね。店先にはご当地サイダーが置かれてありましたが、東京の物ではなく地方も物でした。

         

 僕が訪れたのは夕方頃でした。お店の前にお客さんは並んでいませんでしたが、それでもちらほらとたい焼きを買いに来ていました。しばらくその光景を遠目で見ていましたが、結構まとめ買いをしていました。それにおもしろい事に、男性の方の割合が多く、それも中年の方が仕事帰りに買っていかれるようです。僕も買うことにしましたが、僕が並んだ瞬間、3人くらいの小さな列になってしまいました。やはり僕も含めて男性陣でした。ご主人がせっせと焼いている一丁焼きの型を見ると、じわじわと弱火で焼くのではなく、黄色い炎が立ち上がるくらいの強火で焼いてました。店主とお客さんの会話を耳にすると、約7~8分くらいで焼いているようでした。
 一匹150円のたい焼きを買い、少し冷まして食べてみました。表面に焼き色が付いた皮は薄く、パリッとした食感が職人技を感じます。ミリ単位の薄い皮の中には、あずきの雰囲気を残したあんこがぎっしり詰まってます。強火でがっちり焼かれた薄皮と、贅沢な量のあんこは凄くいいけれど、なんだろう・・・甘さを抑えたというか、あずきの美味しさはとてもよくわかるけれど、もう少しひと甘さが欲しいですね。この量のあんこを最後まで食べると、口の中が甘ったるくなるけれど、このたい焼きはむしろ甘みに物足りなさが感じました。もう~一つまみの甘さがあるともっと美味しいと思います。
 店の雰囲気も中野駅南口の静かな街並みになじんでいて、一丁焼きの天然物のたい焼きを食べに、もう一度訪れたいたい焼き屋さんです。

こちらの ともえ庵 さんは、東京都杉並区阿佐ヶ谷に移転しました。

 

                 なにかが見つかる広告


    

    


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする