たい焼きを探しに、福島県いわき市に来ました。10月も終わりに差し掛かり、日に日に寒さを感じて来ました。福島県といえども、ここいわき市は太平洋沿岸に面した町です。その為冬を通して雪もほとんど降らないようで、僕が訪れた日は曇り空でしたが、そんなに寒さを感じませんでした。むしろ夕方に上野駅着いた時の方が、凄く寒かったです。
今回のお店はいわき市小名浜にあるたい焼き屋さんです。福島県いわき市小名浜は、東日本大震災で多大な被害を受けた町の一つです。今回お邪魔したお店は、アクアマリンふくしまからも近く、もしかしたら津波の被害を受けたかもしれない場所にあります。あれから5年以上経った現在は、まったくその様子はうかがえませんでした。
さて今回のたい焼き屋さんですが、実は本業はお茶屋さん?お店の名前は香味選・ばんしんさんといい、お店の一角でたい焼きを焼いてます。すぐ側には地元の鮮魚店やヨークベニマルがあり、昼時はお客さんの車がひっきりなしに出入りしていました。
お店の中に入ると、窓際に沢山の湯飲み茶碗をディスプレイしてあり、店内はそれ程広くない割に、ギュッと内容が凝縮しているようなお茶屋さんです。その空間をうまく利用してたい焼きを焼いていました。
お茶屋のたい焼き・ばんしんさんのたい焼きの種類は、小倉・クリーム・黒ごま・チーズ・カレーがありますが、時間が早かったせいか、カレーたい焼きはまだ売られていませんでした。僕は定番の小倉と、もう一つ黒ごまを買いました。ばんしんさんは連式のたい焼きです。既に焼いてあったたい焼きを袋に入れていただき、お店を出て歩きながら食べました。
まずは定番の小倉から食べてみましょう。たい焼きの頭をがぶり。その瞬間感じたのが、たい焼きの皮がサクッとしていて、凄く食感がいい。連式にしては薄皮で、中に入っているあんこもたっぷり。そのため天然物に近い印象を受けます。そしてあんこもおいしく、ただ量が多い分少し甘いかな?これは濃いお茶が欲しいですね。そう考えると、お茶屋さんにぴったりのたい焼きかも?お茶の味も引き立つし、たい焼きのおいしさも際立つかな?
続いて黒ごまを食べました。やはりこのサクッとした食感がいいですね。勿論こちらも薄皮で、中から黒ごまあんが溢れ出て来ました。こちらは小倉と違ってそんなに甘くないので、ごまの味がよりおいしく感じました。僕の感想ですが、この薄皮に合うのは黒ごまではないかと思います。ただ他の種類を食べていないので、暫定としか言えませんが・・・・。でも黒ごまおいしかったな~。ただ食べた後、歯の隙間に黒ごまが残りそう?
東北地方にはたい焼き屋さんが少ないです。その中でお茶屋のたい焼き・ばんしんさんのたい焼きは、レベルが高い方と思います?もし機会があれば、今度はカレーたい焼きを食べてみたいです。
余談ですが、おいしいお茶を販売していると思うので、お茶とたい焼きをセットで味わえる空間があればいいと思います。
なにかが見つかる広告
カレー味はレトルトのカレーの味で最悪です。
たいやきなら普通は出来立ての熱々を提供するべきだと思います。
『出来立てを下さい。』とお願いしても『順次焼いてますから。』の返答で
冷めたのしか貰えず。
客商売のくせに云う事聞けよって感じです。
こんな店二度と行きません。
そうですか・・・カレーはダメですか。たい焼き屋さんによっては、焼きたてを提供してくれる所は少ないです。それでも僕はその場所に行って、食べられた事に感謝してます。
僕がこのブログで伝えたい事は味の評価ではなく、そのお店の存在です。