たい焼きを探しに、群馬県館林市に来ました。2月の館林市は寒いですね~。日差しはありますが、空気が冷たいです。
東武伊勢崎線の館林駅の東口を出ると、メイン通りがまっすぐドーンと東に伸びてます。でもなんだか人通りがまばらで、これは寒さのせいかな?館林といえば「うどん」が名物と聞きます。この通りに老舗の雰囲気を思わせるうどん屋さんが一軒ありました。こんな寒い日にはうどんが美味しそう。でもこのお店の前を僕は素通り?そう目指す物はたい焼きです。
館林駅から歩いて10分~15分くらいかな?館林市大手町という場所を目指して歩きました。一歩路地裏に入ると、既に人が住んでいない旧い家や、閉鎖されたレストランなど、旧い街並みというより、寂しい街並みに感じてしまいます。そんな中にも、お客さんが常に来店する場所があります。それが今回訪れるたい焼き屋さんです。ヤギヤさんというたい焼き屋さんですが、このお店冬はたい焼き、夏はかき氷といった、地元でも有名な甘味処のようです。
僕が遠目で見ている間、列は出来ていませんでしたが、お客さんが入れ替わりたい焼きを買いに来ていました。僕はお客さんが引けたタイミングで、ヤギヤさんのたい焼きを購入。 1個100円のたい焼きは、現在では安い部類に入ります。ヤギヤさんのたい焼きは、細長く全体的にぷっくりしてます。皮が薄くて中のあんこが透けてます。見た目一丁焼きの天然物のように思えますが、関東南部ではあまり見かけない、3個同時に焼ける連式のようです。そのヤギヤさんのたい焼きを食べてみると、天然物を思わせる薄皮で、若干小ぶりなたい焼きのお腹には、あんこがたっぷり詰まってます。だって食べていると、お腹の薄い部分からあんこがこぼれ出て、このあんこが甘い!あんみつに入っているような美味しいあんこですが、この薄い皮には甘いかな~。でもこの甘さを調和しているのは、この香ばしい薄皮だったりして・・・。この大きさにしては結構食べ応えがあり、1個で満足しましたが、でも又食べたくなりそうな懐かしさがあります。
館林市は夏は暑いし冬は寒い。こんな両極端な気候のこの街に、ヤギヤさんは欠かせない甘味屋さんですね。噂では、かき氷の味が100種類有るそうで、こちらも凄~く気になります。
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