たい焼きを探しに、千葉県は茂原市にやって参りました。関東地方にお住まいの方でも、いまひとつ茂原市の場所が分からない人も多いと思います。簡単に説明すると、千葉市から九十九里海に向かい、山を越えた所にある大きな街が茂原市になります。そんな茂原駅の北口を出て、大きな通りを歩いて行った左側に、今回ご紹介する たい焼き屋のナカヤさんがあります。ちょっと人通りの少ない茂原の街ですが、このナカヤさんは、ちょこちょことお客さんが訪れていました。地元でも知る人ぞ知る、たい焼き屋さんのようです。でも看板には「自家製 菓子」の文字が見えます?以前は違う商品も扱っていたのか、それともたい焼き屋に商売替えしたのか、でも建物には大きなたい焼きの絵が描かれています?そんな疑問の残るナカヤさんのたい焼きを食べて見たいと思います。
茂原の街並みに溶け込んだお店の扉を開けると、意外と店内が狭い事にビックリです。写真の右側の窓の所で、たい焼きを焼いているのですが、なんと一匹づつ焼く天然物です。これも驚きですが、お客さんが頻繁に訪れている理由が、何となく分かったような気がしました。という事で、注文してから焼きあがるまで時間がかかるのは、天然物の宿命というか仕方ない事です。でもたい焼きフリーカーとしては、そんな時間もなんのその・・・これも楽しみの一つです。
数分して焼きたてのたい焼きを手にする事ができました。たい焼きの周りが少し焦げているのも、それはそれでこのお店のアジですね?熱々のナカヤさんのたい焼きは、表面の皮はパリパリですが、中はもっちりしています。そして中の餡はちょっと甘めですが、でも食べた後は甘さが残らない甘さです。シッポまでギッシリ餡が入った天然物のナカヤさんのたい焼きは、確かに地元の人に愛されているたい焼きでした。
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