たい焼きを探しに、東北自動車道を北上しました。着いた所が、春は桜で有名な弘前城がある弘前市の先、五所川原市にやって参りました。もう数十キロ北に走ると、津軽海峡が見渡せる竜飛岬があります。
さてここ五所川原に、一風変わったたい焼きがあるらしい?それが地元でも有名な、あげたいの店みわやさんです。あげたい・・・?焼いているのではなく、揚げているたい焼きですか?いやこの場合たい焼きではないのかな?とにかく、それを確かめる為、あげたいの店みわやさんに行ってみることに。
五所川原駅から数百メートル歩いた、白生会胃腸病院の近くに、今回のお店がありました。こじんまりとした店で、ずばり「あげたいの店」と書いてありました。店の中に入ると、狭いながらもテーブル席があり、店内でも食べる事が出来ます。驚いたのは、メニューの多さです。あげたいだけでも、あんこを含めて5種類あり、その中にバーガーあげたいという物もありました?その他に普通のたい焼きもありました。全部食べるのは無理なので、普通のたい焼きとあげたいのあんことバーガーを注文しました。ところでバーガーとは何?それが気になって、注文しては見ましたが、さてどんなあげたいなのでしょうか。
厨房を見ると、普通のたい焼きを、油の中に入れてました。あげたいなのでそれがあたり前ですが、いままでいろんなたい焼きを食べてきましたが、こんなたい焼きお目にかかったことありません。たい焼きは寒い時に食べるのがベストなのに、ただでさ暑い夏に、焼いたたい焼きよりも余計に熱を含んだあげたいはいかがなものか?青森とはいえ、夏は暑いです。
数分して、3匹のたい焼き?いやたい焼き1匹とあげたい2匹が登場しました。揚げたてのあげたいは、とても熱そうです。それを受け取り店を後にし、少し冷めるまで、普通のたい焼きを食べることにしました。ここのたい焼きは、皮に厚みのある、昔ながらのたい焼きです。ただしふわふわとした食感ではなく、皮がしっかりとしているというか、生地が凝縮している感じに思えます。だからといって、硬いわけではありません。あんこは普通の甘さで、なんとも歯応えのあるたい焼きです。
そしてこの店の売りである、あげたい(1番上の写真)を食べみました。あげたいの入っていた紙袋には、油が若干染み込んでいました。一口食べると、少し油っこいものの、やわらかい食感です。中のあんこも、一度油で熱を加えている為か、若干甘味を増しているようにも思えます。食べていると、これ何かに似ていると思ったら、そうそう揚げまんじゅう・・・もしくはあんドーナツを食べた時のようです。考えてみたら、皮の材料とあんこはほぼ同じで、形が違うだけですよね。但しあげたいは、揚げる前に一度焼いているので、食べた時は少し違いますけど?そこで気がついたことがあります。はじめに食べた普通のたい焼きのあの皮の食感は、揚げた時に丁度いいやわらかさになる事を考えた硬さなのでは?あの弾力でないと、あげたいのこの食感にはならないかも?もしたい焼きの皮がふわふわだと、揚げた時に油を含みすぎて大変な事になります。あくまで推測ですが、多分そうですよねご主人。
そうそうバーガーあげたいですが、中に小さなハンバーグが入っていました。味付けもなく、薄味でちゃんと肉の旨味が感じられました。
たい焼きとあげたいを見比べると、夏休みでハワイに行く前と帰国した時の人みたいです。このあげたいは、雪の多いここ青森独特の物と思います。雪景色の中で食べると最高かも。
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