哀歌 翔よ!!
突然の死
孫・翔が十二月八日に十五の春を待たずに突然みまかりました。
元気で優しい彼の笑顔が、今でも忘れられません。
孫が愛した安曇野の路傍に仲良く鎮座する道祖神の微笑みも、
今では辛く悲しい思い出となり、ただただ悲しく、
見るもの全てが孫との楽しい思い出に繋がっていきます。
彼が好きだった燕岳(つばくろだけ)と、
高山植物のコマクサが忘れ得ぬ思い出として残っています。
燕岳の彼方には立山連峰や槍ガ岳が望遠でき、
彼が目指した北アルプスが連なっています。
悲しみは深く、いつになったら立ち直ることができるのかわかりません。
あの日以来、止まった時間の中で
昨日も
今日も
明日も
その次の日も
当分の間私は、この悲しみから逃れることはできないと
パソコンのキーをたたきながら、
すっかり気弱になってしまっている自分がいることに気づきます。
翔よ!! なぜ逝った……