新型コロナウイルス 余波
三月はほとんどの施設が、新型コロナウイルス感染予防対策で閉鎖に追い込まれてしまった。
例えば、図書館、公民館、福祉センター、生涯学習センター等々すべてが閉鎖されてしまったので
週5日程度あった講座がすべて中止か延期になってしまった。
ボランティアで通っていた保育園も外来者は訪問禁止になってしまった。
週一回の割りで通っていたが、突然の出入り中止である。
こんな時であるから、仕方のないことであるが、
10年以上も続けていた『「いっしょに読もう」の演出が、保護者及び外来者の出入を禁止します』の
貼り紙一枚で処理されてしまったことに少しの憤りと失望を感じています。
所詮私の行っていることは、張り紙一枚でかたずけてしまうほど軽いものだったったのかと
経営者側の配慮の足りない言葉足らずの扱いに、残念な思いもしています。
二件の電話があった。
長年続けている歴史勉強会と読書会の責任者からの電話である。
最初に3月の講座中止のお詫びと、「4月になれば……」と楽しみにしていたのだが、
コロナウイルスの状況は一向に好転せず、
一ヵ月閉講していたのだからそれでいいというものでもなく、
感染と拡大を防ぐためには、
私たち一人ひとりがそのためにしなければならないことを
確実に守っていくことが大切ではないかと、
3月に続いて4月も閉講する旨を丁寧に説明された。
反対する理由もなく、こころよく承諾。
ここのところ、体調も良くなく、せっかく余った時間は読書三昧に当てることも
結構よい機会ではないかと、家の中にこもることにした。
(昨日の風 今日の風№107) (2020.3.30記)