2時半にARAIのメンバーと車でふじみ野を出発して、4時頃スタートの高尾山口駅前に到着。そそくさと準備をしてスタートを待つ。私のスタートは5時55分で2時間近く時間が有るので、そう慌てる事もないのだが、スタートの直前というのは、それなりに慌ただしい物である。下っ腹が何となくチクチクする感じがあるが、昨日殆どなんとも無かったので、おそらく大丈夫だろう。朝食も菓子パン2個たいらげた。さて今年の自転車の仕様、昨年とほぼ同じだが、リアホイールのみDURA-C50を取り付けた。本当は前輪もディープにした方が、走行時のエアロ効果は良いのだが、国道で大型車が横を通過したとき、風圧でハンドルを取られる恐れもあり、気を遣うので、前輪は軽量のC24にした。悩みに悩んだ末の選択。
今年はARAIから7名が出走。それぞれのスタートは5時10分に1名、同35分に4名、同50分にオガさん(画像)、同55分に私。どうも今年のスタートは、昨年のリザルトの良かった人が、後発スタートになったと言う事だ。なにしろ私の後の最終6時のスタート組は過去のこの大会での優勝経験者の他、元MTBプロの竹谷選手もいて、すごい人たちだった。オガさんのスタートを見送り、私もスタートに付く。定刻55分。駅前の信号が青になったと同時にスタートとなった。さっそく国道20号、スタートしてすぐ大垂水峠が始まる。私と同時スタートの人たちもそこそこ脚のある人達で、結構な速度で大垂水峠を登る。苦しいが何とか集団に混ざり神奈川との県境までついて行けたが、情けないことに下りで完全に置いてかれちゃいました。
その後は相模湖→藤野→上野原→大月と国道20号を一人旅。去年までの大会であれば、藤野あたりで先発の遅い人や、後発スタートの丁度良い集団が追いついて暮れたりするのですが、今年は先発の人も速い人なので、国道には殆ど誰もいません。藤野で6時スタート組の方々がものすごいバトルを繰り広げながら、横を通過していきました。あっという間に前方彼方に消えていきます。上野原を越えると若干登り傾向。大月でオガさんに追いつき、軽く挨拶したのち、第一CP笹子まで57キロを2時間3分で到着。一人旅にしてはまずまずかな?。でも疲れた。
笹子トンネル→石和→甲府とひたすら国道20号を走る。この付近はバイパスになっているので、走りやすい所もあるが、甲府市内に入ると車の交通量も多く細心の注意が必要だ。甲府市内で先発のARAIのメンバーが集まっていた。どうやら1名落車、1名がそれに乗り上げ、倒れたらしい。ここで停車して処置に加わる。1名は擦過傷も酷くここでリタイア。サポートカーに乗せる。(もう1名はその後少し走ったが、軽い打撲も有りその後リタイアした)。後からオガさんも現場に着いたので、ここでメンバーが揃ったことになる。ここから次の韮崎CPまでダイヤ回復運転。まず私が32キロぐらいのペースで先頭を引いた。ARAIの人たちだから、このペースでは遅いだろうと思い、上り坂を除いて、もう少しペースを上げた。「誰か先頭を替わってくれ!、俺は病人なんだ!」と心で叫んだが、結局韮崎まで引いてしまった(笑)。
韮崎のスタートは、みな別々に行くことになった。どちらにしても単独走。幸いにして今日は、滅多にない南風傾向、いわいる追い風であった。いつもかなり苦しむ、長い長い富士見峠も案外楽(これは慣れも有るのかも知れない)。富士見峠を下り、何年か前に事故に出くわした茅野市内は、慎重になりながらスイスイ、諏訪湖の周りも走りやすかった。塩尻峠はやや苦しんだが、登りの一番多いこの区間、塩尻CPまで63キロを2時間35分でたどり着いた。おそらく過去最速。今日の気象条件の良さを物語っている。5分もしないうちに、ARAIのメンバー全員たどり着いた。(画像は塩尻CPにて)
塩尻にオガさんが到着して、入れ替わる形で私はスタートした。交通量の多い松本で20号線も終わり、後は19号線を走る。松本市内は車も多いので、かなり注意が要だ。市街地を抜けると、交通量も落ち着く。リアだけでもディープリムにして良かった。追い風も手伝い、高速維持が楽である。塩尻を先発した何人かを追いこし、大町方面に左折。ここで少し失速してしまったが、大町市内に入ってから、なぜかまた復活して脚が回り始める。大町を過ぎると、青木湖など仁科三湖と言う湖の横を登る。アルプスも見えるが、少しもやっている。ここの登りは、勾配が緩いこともあるが、何故か元気で50Tのアウターと25Tのリアで踏んで行き、何組かの集団を追いこすことも出来た。
最後のCP、白馬で今年良く一緒に練習したクニリンお姉さん(チーム・アスペン
に会った。最初ARAIジャージの私に気が付かなかった見たい。彼女と走る時は殆どBananaか長木屋ジャージだからね。ここで軽い補給を取り、停車約3分で再スタート。糸魚川まであと50キロ弱。栂池、小谷を過ぎれば殆ど下りだ。頑張るぞ!。と、言うわけで1時間21分後、ホテル糸魚川到着。総合タイムは10時間58分でした。昨年タイムが10時間53分だったので、5分ほど遅れました。今年は95%ぐらい一人旅でした。ただ追い風だったので楽は楽だったですが、途中でロスも有ったので、それをさっ引いて考えればまずまず走れたかな。
約15分後クニリンお姉さんもゴール。記念の2ショット。思えばこの大会6回出ていますが、私の記録に女性走者登場は初です。これも連続出場の進化だろうか?。しばらくしてARAIのメンバーも続々ゴール。リタイアの2名もサポートカーに乗りホテル糸魚川に到着し、怪我の程度も大事なく、まずは何よりです。皆さんお疲れ様でした。またサポートのアンカーS籐さん、S田さん、ありがとうございました!。そうえいばスタート時点、少しお腹もチクチクしてましたが、走っている途中はすっかり忘れてました。不思議です(笑)。
記録
タイム 10時間58分01秒
Ave 26.59キロ/h
総合 86位(完走408名)
今年は追い風で、皆さんペースが速かった様で、
タイムは近くても、順位はかなり下がりました。
追記
S720iのデータ
走行距離 283
走行時間 9時間36分
平均速度 29.4キロ/h
平均心拍 148
最大心拍 181
平均回転 77
消費カロリー 6213
累積標高 2413m
今年はARAIから7名が出走。それぞれのスタートは5時10分に1名、同35分に4名、同50分にオガさん(画像)、同55分に私。どうも今年のスタートは、昨年のリザルトの良かった人が、後発スタートになったと言う事だ。なにしろ私の後の最終6時のスタート組は過去のこの大会での優勝経験者の他、元MTBプロの竹谷選手もいて、すごい人たちだった。オガさんのスタートを見送り、私もスタートに付く。定刻55分。駅前の信号が青になったと同時にスタートとなった。さっそく国道20号、スタートしてすぐ大垂水峠が始まる。私と同時スタートの人たちもそこそこ脚のある人達で、結構な速度で大垂水峠を登る。苦しいが何とか集団に混ざり神奈川との県境までついて行けたが、情けないことに下りで完全に置いてかれちゃいました。
その後は相模湖→藤野→上野原→大月と国道20号を一人旅。去年までの大会であれば、藤野あたりで先発の遅い人や、後発スタートの丁度良い集団が追いついて暮れたりするのですが、今年は先発の人も速い人なので、国道には殆ど誰もいません。藤野で6時スタート組の方々がものすごいバトルを繰り広げながら、横を通過していきました。あっという間に前方彼方に消えていきます。上野原を越えると若干登り傾向。大月でオガさんに追いつき、軽く挨拶したのち、第一CP笹子まで57キロを2時間3分で到着。一人旅にしてはまずまずかな?。でも疲れた。
笹子トンネル→石和→甲府とひたすら国道20号を走る。この付近はバイパスになっているので、走りやすい所もあるが、甲府市内に入ると車の交通量も多く細心の注意が必要だ。甲府市内で先発のARAIのメンバーが集まっていた。どうやら1名落車、1名がそれに乗り上げ、倒れたらしい。ここで停車して処置に加わる。1名は擦過傷も酷くここでリタイア。サポートカーに乗せる。(もう1名はその後少し走ったが、軽い打撲も有りその後リタイアした)。後からオガさんも現場に着いたので、ここでメンバーが揃ったことになる。ここから次の韮崎CPまでダイヤ回復運転。まず私が32キロぐらいのペースで先頭を引いた。ARAIの人たちだから、このペースでは遅いだろうと思い、上り坂を除いて、もう少しペースを上げた。「誰か先頭を替わってくれ!、俺は病人なんだ!」と心で叫んだが、結局韮崎まで引いてしまった(笑)。
韮崎のスタートは、みな別々に行くことになった。どちらにしても単独走。幸いにして今日は、滅多にない南風傾向、いわいる追い風であった。いつもかなり苦しむ、長い長い富士見峠も案外楽(これは慣れも有るのかも知れない)。富士見峠を下り、何年か前に事故に出くわした茅野市内は、慎重になりながらスイスイ、諏訪湖の周りも走りやすかった。塩尻峠はやや苦しんだが、登りの一番多いこの区間、塩尻CPまで63キロを2時間35分でたどり着いた。おそらく過去最速。今日の気象条件の良さを物語っている。5分もしないうちに、ARAIのメンバー全員たどり着いた。(画像は塩尻CPにて)
塩尻にオガさんが到着して、入れ替わる形で私はスタートした。交通量の多い松本で20号線も終わり、後は19号線を走る。松本市内は車も多いので、かなり注意が要だ。市街地を抜けると、交通量も落ち着く。リアだけでもディープリムにして良かった。追い風も手伝い、高速維持が楽である。塩尻を先発した何人かを追いこし、大町方面に左折。ここで少し失速してしまったが、大町市内に入ってから、なぜかまた復活して脚が回り始める。大町を過ぎると、青木湖など仁科三湖と言う湖の横を登る。アルプスも見えるが、少しもやっている。ここの登りは、勾配が緩いこともあるが、何故か元気で50Tのアウターと25Tのリアで踏んで行き、何組かの集団を追いこすことも出来た。
最後のCP、白馬で今年良く一緒に練習したクニリンお姉さん(チーム・アスペン
に会った。最初ARAIジャージの私に気が付かなかった見たい。彼女と走る時は殆どBananaか長木屋ジャージだからね。ここで軽い補給を取り、停車約3分で再スタート。糸魚川まであと50キロ弱。栂池、小谷を過ぎれば殆ど下りだ。頑張るぞ!。と、言うわけで1時間21分後、ホテル糸魚川到着。総合タイムは10時間58分でした。昨年タイムが10時間53分だったので、5分ほど遅れました。今年は95%ぐらい一人旅でした。ただ追い風だったので楽は楽だったですが、途中でロスも有ったので、それをさっ引いて考えればまずまず走れたかな。
約15分後クニリンお姉さんもゴール。記念の2ショット。思えばこの大会6回出ていますが、私の記録に女性走者登場は初です。これも連続出場の進化だろうか?。しばらくしてARAIのメンバーも続々ゴール。リタイアの2名もサポートカーに乗りホテル糸魚川に到着し、怪我の程度も大事なく、まずは何よりです。皆さんお疲れ様でした。またサポートのアンカーS籐さん、S田さん、ありがとうございました!。そうえいばスタート時点、少しお腹もチクチクしてましたが、走っている途中はすっかり忘れてました。不思議です(笑)。
記録
タイム 10時間58分01秒
Ave 26.59キロ/h
総合 86位(完走408名)
今年は追い風で、皆さんペースが速かった様で、
タイムは近くても、順位はかなり下がりました。
追記
S720iのデータ
走行距離 283
走行時間 9時間36分
平均速度 29.4キロ/h
平均心拍 148
最大心拍 181
平均回転 77
消費カロリー 6213
累積標高 2413m