グレッグ・モットーラ監督、サイモン・ペッグ&ニック・フロスト主演、『宇宙人ポール』、1/1、Tジョイ博多にて鑑賞。2012年1本目。
元日にして映画サービスデーだった昨日はTジョイ博多まで『宇宙人ポール』を観に行ってきました。
Tジョイ博多、初鑑賞です。
博多駅にシネコンが出来ると聞いたとき、今さら博多駅にシネコンが出来ても自分にはあんまり関係ないなぁと思ったのですが、隣接するバスセンターにあるシネリーブル博多が閉館されると聞くに及び、Tジョイ博多のせいでシネリーブルが閉館された!!とTジョイ博多のことを恨んだりもしました。
シネリーブル博多は『キックアス』や『ぼくのエリ 200歳の少女』などを鑑賞したミニシアターで、自分の中でかなり重要な映画館だったんです。
シネリーブル博多がなくなったら、自分好みのミニシアター系の作品が観れなくなってしまう!と寂しく思いもしました。
しかし、このTジョイ博多、嬉しいことにシネコンであるのに結構ミニシアター系の作品も上映してくれるんですよね。
今回の『宇宙人ポール』もそうだし(福岡ではこことあともう一ヶ所だけ!)、1/21からはギレルモ・デル・トロ製作の『ダーク・フェアリー』(福岡どころか九州ではここだけ!)も上映してくれるのです。
いやぁ、これはほんと嬉しい誤算だなぁ。
こうなるとミニシアター系の作品が大スクリーンで観れるってことで(現金ですが)ただただありがたい。
これからもTジョイ博多には頑張って欲しいですね。
さて、『宇宙人ポール』ですが、自分はそれなりに面白かったです。
それなりに面白かったということは、それなりの作品だったのかというと、さにあらず。
どういうことかというと、この映画は、ある人々向けに作られた映画なんですよ。
それはどういう人かというといわゆるスピルバーグ信者。
『E.T.』や『未知との遭遇』、『宇宙戦争』etcを見て、感動した人、泣いた人、興奮した人、そういった人たちは『宇宙人ポール』はツボだと思います。必見といっていいです。
しかし、そうじゃないって人にはこの映画の面白さは伝わらないんじゃないかぁ。
ただの趣向の変わったロードムービーとしか捉えられないんじゃないだろうか。
自分は映画秘宝である程度予習をしていったから、ある程度細かいネタもわかったけれど。
自分はぶっちゃけ言ってスピルバーグ作品を見て面白いと思ったことがあんまりないのです。
何しろ『E.T.』のどこが面白いのかがわからない。笑。
いや、すごい人だということは充分わかってるんですけどね。
そういった意味では自分にとってスピルバーグの存在は漫画でいえば手塚治虫に当たるのかな。
手塚治虫もすごい漫画家だということは思いますが、そこまで好きな漫画家ってわけではない(好きな作品もありますけどね、『MW』とか、『どろろ』とか)。
でも逆にスピルバーグ好きにはたまらない作品だと思いますよ。
これ以上ないってぐらい小ネタがそこかしこに散りばめられているし、何よりスピルバーグ御大自ら、、、おっとこれ以上は作品を観てのお楽しみってことにしときましょうかね。
でもあの演出にはほんとビックリしましたよ。
というわけで、本作は真に楽しめるのはスピルバーグ信者だけだと思いますが、そうでないって人もそれなりに楽しめる映画ではあります。
お正月映画でお薦めNo.1は『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ですが、それ以外で何か変わり種の映画はないかと思ってる人は観に行っても損はないと思います。
余談ですが、地元駅に着いたら偶然駅前で聖書の教えを説いて人たちがいて、うわ~、この人たちに『宇宙人ポール』を観せてやりて~と思いました。本作はキリスト教福音派を痛烈に皮肉った映画でもあるので。
元日にして映画サービスデーだった昨日はTジョイ博多まで『宇宙人ポール』を観に行ってきました。
Tジョイ博多、初鑑賞です。
博多駅にシネコンが出来ると聞いたとき、今さら博多駅にシネコンが出来ても自分にはあんまり関係ないなぁと思ったのですが、隣接するバスセンターにあるシネリーブル博多が閉館されると聞くに及び、Tジョイ博多のせいでシネリーブルが閉館された!!とTジョイ博多のことを恨んだりもしました。
シネリーブル博多は『キックアス』や『ぼくのエリ 200歳の少女』などを鑑賞したミニシアターで、自分の中でかなり重要な映画館だったんです。
シネリーブル博多がなくなったら、自分好みのミニシアター系の作品が観れなくなってしまう!と寂しく思いもしました。
しかし、このTジョイ博多、嬉しいことにシネコンであるのに結構ミニシアター系の作品も上映してくれるんですよね。
今回の『宇宙人ポール』もそうだし(福岡ではこことあともう一ヶ所だけ!)、1/21からはギレルモ・デル・トロ製作の『ダーク・フェアリー』(福岡どころか九州ではここだけ!)も上映してくれるのです。
いやぁ、これはほんと嬉しい誤算だなぁ。
こうなるとミニシアター系の作品が大スクリーンで観れるってことで(現金ですが)ただただありがたい。
これからもTジョイ博多には頑張って欲しいですね。
さて、『宇宙人ポール』ですが、自分はそれなりに面白かったです。
それなりに面白かったということは、それなりの作品だったのかというと、さにあらず。
どういうことかというと、この映画は、ある人々向けに作られた映画なんですよ。
それはどういう人かというといわゆるスピルバーグ信者。
『E.T.』や『未知との遭遇』、『宇宙戦争』etcを見て、感動した人、泣いた人、興奮した人、そういった人たちは『宇宙人ポール』はツボだと思います。必見といっていいです。
しかし、そうじゃないって人にはこの映画の面白さは伝わらないんじゃないかぁ。
ただの趣向の変わったロードムービーとしか捉えられないんじゃないだろうか。
自分は映画秘宝である程度予習をしていったから、ある程度細かいネタもわかったけれど。
自分はぶっちゃけ言ってスピルバーグ作品を見て面白いと思ったことがあんまりないのです。
何しろ『E.T.』のどこが面白いのかがわからない。笑。
いや、すごい人だということは充分わかってるんですけどね。
そういった意味では自分にとってスピルバーグの存在は漫画でいえば手塚治虫に当たるのかな。
手塚治虫もすごい漫画家だということは思いますが、そこまで好きな漫画家ってわけではない(好きな作品もありますけどね、『MW』とか、『どろろ』とか)。
でも逆にスピルバーグ好きにはたまらない作品だと思いますよ。
これ以上ないってぐらい小ネタがそこかしこに散りばめられているし、何よりスピルバーグ御大自ら、、、おっとこれ以上は作品を観てのお楽しみってことにしときましょうかね。
でもあの演出にはほんとビックリしましたよ。
というわけで、本作は真に楽しめるのはスピルバーグ信者だけだと思いますが、そうでないって人もそれなりに楽しめる映画ではあります。
お正月映画でお薦めNo.1は『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ですが、それ以外で何か変わり種の映画はないかと思ってる人は観に行っても損はないと思います。
余談ですが、地元駅に着いたら偶然駅前で聖書の教えを説いて人たちがいて、うわ~、この人たちに『宇宙人ポール』を観せてやりて~と思いました。本作はキリスト教福音派を痛烈に皮肉った映画でもあるので。