この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

前売り券の不思議。

2009-07-21 23:28:29 | 新作映画
 少し前のことですが、会社の同僚の人から「今度映画を観るとき『ハリー・ポッター』の前売り券を買っといて」と頼まれました。
 映画の前売り券はコンビニでも売っていますが、コンビニで売ってる奴は劇場で売ってるのと違って味気ないですからね。
 それに劇場で買ったら特典ももらえるし。
 いいよ、と軽い気持ちで引き受けました。

 先日、ユナイテッドシネマキャナルシティ13っていう天神にあるシネコンで映画を観ました。
 そのついでに『ハリポタ』の前売り券を買おうとしたのですが、窓口のお姉さんが「こちらの前売り券はユナイテッドシネマでしかご覧になれませんが、よろしいでしょうか?」っていうんですよ。
 前売り券を頼んだ同僚はもちろん久留米の人ですから、久留米のシネコンで観れない前売り券を買うわけにはいきません。
 もちろん「結構です」と断りました。

 それで結局Tジョイ久留米という地元のシネコンで前売り券を買うことになって、売り子の人に、「『ハリポタ』の前売り券って劇場指定なんですか?」と尋ねたら、今度は「そんなことはないですよ」といわれました。
 確かにTジョイ久留米で買った『ハリポタ』の前売り券は全国どこの映画館でも観れるものでした。
 同じ『ハリポタ』の前売り券でもこんなふうにどこの映画館でも観れたり、劇場が指定されたりと二種類あるのはなぜなんでしょうか。
 劇場指定の前売り券だとバックマージンとかが違うのかな?
 フツーに考えれば劇場指定だなんてそんなケチなことをしなくてもよさそうなものだけど。

 前売り券で不思議に思うことはまだあって、劇場指定以前に、その劇場で公開されるのに、前売り券は取り扱ってないということがよくあります。
 自分にはそれがとても不思議なのですが、自分が一番よく利用する、地元のシネコンであるTジョイ久留米でそれがよくあります。
 例えば『ボルト』や『G.Iジョー』なんかはTジョイ久留米でも公開されるのに前売り券は売っていないのです。
 上映することが決まっている作品の前売り券は必ず取り扱うことにすればいいのに、って不満に思います。
 その前売り券を取り扱うかどうかって誰が決めるんでしょうね。
 そして、取り扱わないと決める基準は一体どこにあるのでしょう。
 『ボルト』みたいな家族向けの映画の前売り券を取り扱わないことによるメリットはちょっと思いつかないけどなぁ。

 こういった疑問って業界通の人じゃなきゃ答えられないかもしれませんが、以前映画館に勤めていたこともあるというデヴォンさんならわかるかな?
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この夏公開されるアニメ映画。

2009-07-20 23:55:26 | 新作映画
 今年の夏は何だか知らないけどやたらアニメ映画が公開されます。
 こんなに集中してアニメ映画が公開されたことってあったかなぁ(あったかもしれないけど)。
 今日はその中から何本か紹介したいと思います。
 よかったら参考にしてください。


 今日紹介する映画の中では唯一鑑賞済みなのが『モンスターVSエイリアン』(現在公開中)。
 正直、あんまりお薦めはしないかな。
 まずネタが若干マニアックで、SF映画にそれなりに通じていなければ楽しめないし、ストーリーもそんなに面白いってワケじゃないし、何よりキャラクターのデザインがまーったく可愛くない。
 とはいえ、アメリカ本国では大ヒットを記録したそうです。
 アメリカ人ってよーわからん。


 同じくアメリカでは大ヒット公開中なのが『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』(7/25公開)。
 紹介するというか、逆にこのシリーズ未見の自分に教えて欲しいんですが、『アイス・エイジ』って面白いんですか?
 予告編を観る限りそんなに惹かれるものはないなぁ。


 逆に予告編がすごく面白そうだと思ったのが『ボルト』(8/1公開)。
 テレビの世界が現実だと思い込んでる犬が主人公、という設定がひねっていて面白そう。
 絶対観ようと思ってます、、、が、前売り券は未購入。
 だって公開初日が8/1の映画サービスデーで、その日に観に行けば前売り券を買うより安く観れるしね。
 でも、客も多いだろうし、前売り券を買って別の日に観に行った方が賢いかな?


 同じく8/1に公開されるのが『サマー・ウォーズ』
 でもこちらは前売り券購入済です。
 特典の資料集に惹かれたので。笑。
 細田守監督の前作『時をかける少女』は快作だったけど、今度はどうなんでしょうね?


 おおとりに控えるのがフジテレビ開局50周年記念作品である『ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~』(8/22公開)。
 脚本を書いたのが乙一だから観に行くけど、そうじゃなかったらおそらくスルーしたでしょうね。
 期待せずに観に行こうと思います。


 その他、『それいけ!アンパンマン  だだんだんとふたごの星』(公開中)、『 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール/アルセウス超克の時空へ』(公開中)、『劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』(8/1公開)、『劇場版ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合!オモチャの国で大決戦だコロン! 』(8/22公開)などがありますが、これらの作品はそれぞれの固定ファンが観に行けばいいんじゃないでしょうか。
 それにしても長いタイトルばかりだな…。
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神のみぞ知るセカイ、五巻とポスターブック。

2009-07-19 23:22:17 | 漫画・アニメ
 若木民喜作、『神のみぞ知るセカイ』、五巻とポスターブックを購入。

 普段だったら単行本は買ってもポスターブックなんていう出版社の阿漕な商売には付き合わないのだけれど、今一番の贔屓の漫画家である若木民喜だけは別。
 何といっても前作『聖結晶アルバトロス』は打ち切られちゃってるからね。
 あれは本当に悲しかった。
 ジャンプの漫画を読んでいてもほとんど行き当たりばったり、成り行き任せでお話が進んでいるように思えるのだけれど(全部が全部そうだといってるわけではない)、その点『アルバ』は物語がすごく壮大でありながら先の先まで緻密に考えられていて、そういった漫画って、現在連載中のものでは『鋼の錬金術師』ぐらいしか思いつかない。
 打ち切り後、作者のブログで裏設定が公開されて、その意外さに本当に驚かされました。
 まさか主人公のユウキとヒロインのアルバトロスが不倶戴天の敵同士だったなんて!!
 出来ればきちんとこの物語の最後まで付き合いたかった、そう思いました。

 それだけに次回作がポスターブックが発売されるぐらいヒットするとやっぱり嬉しくて、つい買ってしまうのです。
 実はポスターブックだけでなく、その前に発売されたノベライズも買ったんだけど、ぶっちゃけ感想レビューを書く気にはなれないシロモノでした。
 同じ世界観を共有し、同じ設定を用い、同じキャラクターが登場したとしてもダメなものはダメなんだよね。
 何ていうか漫画ならではのギャグがあってこその作品というか・・・。

 個人的には『神のみぞ知るセカイ』よりもやっぱり『聖結晶アルバトロス』の方が好みなので、作者にはいつか続きを書いて欲しいって思ってます。
 まぁ打ち切り漫画の続編なんてありえないってことは『コマンダー0』のときに嫌って程わからされてはいるけどね。笑。
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清水ミチコのライブとお袋の話。

2009-07-18 23:36:24 | 日常
 土曜日は清水ミチコのトーク&ライブに行ってきました。

 会場は鳥栖市民文化会館ってところだったんですが、開演五分前になっても席が半分も埋まってなかったんですよ。
 うわぁ、清水ミチコ、鳥栖じゃ知られてねー、って思ったんですが、何のことはない、席数が1500なのにチケットを600枚しか販売しなかったそうです(チケットは完売♪)。
 フツーに席数分チケットを売ればいいじゃんと素人考えでは思いますが、当日券で来るお客がいるかもって考えたんですかねぇ?
 ともかく、こんなガラガラではライブをする方もテンションが上がらないのでは?と心配したのは杞憂でした。

 ライブそのものはとてもよかったです。
 相変わらずピアノは上手いし、矢野顕子からミスチル(!)まで七色に声音が変化する歌も上手い。
 もちろんトークも達者で、彼女のトークって毒はあっても嫌味がないんだよね。
 素直に面白いって思えます。

 ただここだけの話、二年前に柳川で行われたライブとネタがかなり重なるところがあったのはちょっと残念だった。
 まぁ全部新ネタを期待していたわけじゃないけどね。
 でも、初めて観る人にはそれだけ洗練されたネタだったのではないでしょうか。

 ライブの内容とは関係ないんだけど、後ろに座っていた子供が席を蹴りつけてくるのには難儀しました。
 あれがあの子供なりのリズムの取り方なんですかね。
 それが気になってトークに集中出来ませんでした。


 今回のライブ、実は(というほどのことでもないですが)お袋と行きました。
 清水ミチコのライブに行くことからもわかるように(わからないかもしれないけど)、うちのお袋は息子である自分が言うのもなんですが、趣味がよく、気が若いのです。
 何を身内贔屓してるんだって思う人もいるかもしれませんが、いや、だって『グラン・トリノ』や『スラムドッグ$ミリオネア』、『愛を読む人』といった映画を一人で観に行く六十代の婆さんなんてそう多くはないんじゃないですかね?

 なんて思ってたんですが、うちのお袋、『アマルフィ 女神の報酬』(オダユージ主演のアレ)が面白そうだから観に行きたいって言い出したんですよ。
 『アマルフィ』、面白そうですか・・・。
 開局○○記念なんて冠のつく映画にろくなものはないと思うけどなぁ。
 などといいつつ、八月になったらフジテレビ開局50周年記念作品である『ホッタラケの島』を観に行くけどね。 
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モリヲくん、再び。そして。

2009-07-17 23:27:37 | 日常
 今年もモリヲくんが家に遊びに来てくれました。

 去年よりちょっと太ったんじゃないかな(人のこといえんけど)。

 でも元気そうで安心しました。

 相変わらずシャイな奴で、ジッと見つめていたらどこかに行ってしまいました。

 モリヲくんが何者かというとこちら(直接写真を貼り付けてもよかったんだけどね。笑。)



 話はまーったく変わりますが、明日は清水のみっちゃんのトークショーです。

 開場が15:30、開演が18:00と思いっ切り夕食の時間と被ってるんですが、こういうときって皆さんどうしてます?

 コンサートが終わってから少し遅めの食事?それとも始まる前にちょこっと小腹を充たします?

 普段コンサートに行くことなんてないから、そこらへんのことがわからないなぁ。。。
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Happy Birthday to Me♪

2009-07-16 23:59:21 | 日常
 先週の土曜日、7/11は自分の誕生日でした。

 いくつになったかは秘密です。
 だって恥ずかしいんだもん♪(気色わりーよ!!)

 それはさておき、幾人かの方からお祝いメールやメッセージをいただきました。
 今更この年になると誕生日を迎えたからといって特別な感慨はないのですが、誕生日を覚えてくれている人がいる、というのはやっぱり無性に嬉しいものですね。
 ありがとうございました。

 それでですね、本を買ったり、ゲーセンでUFOキャッチャーをしたりと普段から浪費することにかけては事欠かない自分なのですが、自分への誕生プレゼントというものは買ってなかったのです。
 特別欲しいものはないので。
 自分でいうのもなんですが、(浪費癖はあっても)物欲は乏しいのです。

 だったんですが、今日とうとう思い切ってあるものを買っちゃいました。
 それは何かというと、、、


   


 スーパーファミコン。

 今更かよ、という声も聞こえてきそうですが、そうです、Wiiでも、DSでもなく、今更スーファミを買っちゃいました。笑。

 実は知人からスーファミは借り受けていて(右側の奴)、別段返却の督促をされたわけでもないのですが、人から物を借りっぱなしでいるというのが自分の性に合わないので、マンガ倉庫(雑多なものを取り扱っている古本屋)で買いました。
 割引クーポン使用で¥2980。
 自分への誕生日のプレゼントとしては妥当な金額かなって思います。

 これで何の気兼ねなく(してなかったけど)『風来のシレン』をプレイ出来ます。
 目指せ、掛け軸裏の洞窟60F!!(微妙に目標が下がっとるやん。。。)
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悲しみを半分こ。

2009-07-15 22:20:38 | 戯言
 ここ二、三日、ミクシィでいつになくたくさんの足跡が残されていて、それは間違いなくオフ会効果なわけだけれど、そのオフ会でHNを聞かなかったものだから、せっかく足跡を残してくれてもそれがオフ会で話した人のものなのか、そうでないのか、さっぱりわかりません。
 プロフィールを覗いてもやっぱりわかりゃん。
 これじゃオフ会に参加した意味ないよ。
 やっぱりオフ会で話が合う人がいたら、最低限きちんとHNを聞かねば!って思いました。


 オフ会がお開きになり、駐車場までの帰り道を、ある男性参加者の人とオフ会の反省会をしながら(つまり一方的にダメ出しをされながら)歩きました。
 いっちゃなんだけど、垢抜けてないんだよねー、とか、もっと積極的にならないと!とか、脈がないと思ったら、それ以上しつこくしない!とか、そういうオフ会で勝者になるコツみたいなものを教えてもらいました(一々もっともだと思いましたよ。笑。)。

 それで、話がミクシィ日記のことになったんですよね。
 その人は、日記のネタは読んでて楽しくなるものだけにしている、明るいネタにコメントをもらえたらそれが明日への活力になる(だから暗いネタの記事は書かない)、みたいなことをいってました。
 そうなんですか~と相槌を打ちながら、それはちょっと違うんじゃないかなと思いました。

 随分前のことなんですが、このブログで、ある人のブログを個人攻撃をしたことがあります。しかもご丁寧なことにそのブログのアドレスまできっちり晒して(一応断っておくとそういったことをしたのは後にも先にもそのときだけです。)。
 なぜそんな個人攻撃をしたのかというと、その人が書いた記事が気に入らなかったため、、、いや、気に入らなかったなんて生易しいものじゃないですね、許せなかったんです。
 その記事はブログのアクセス数を増やすためのハウツーについてのもので、その一項に「ブログの記事は人が読んで不愉快になるようなネガティブなことは書かない」というようなことが書かれていたんですよ。
 その一項に自分はカチンときて、反論記事を書いたのです(その記事も削除はしてないけれど埋没してどこにあるかわからない。。。)。

 今でも間違ったことを書いたとは思いません。
 ただ、今もし同じような記事を読んだとしてもスルーでしょうね。
 大人になったから、というより、あの頃よりももっとはっきりとブログの記事でネガティブなことを書いてはいけないなんてことはないという考えが自分の中で確立しているから。

 毎日ハッピーなことばかりで、だからネガティブなことを書かない、というのであればいいですよ。
 でも現実はそういうわけにはいかないじゃないですか。
 つらいこと、悲しいこと、苦しいことがこれでもかってぐらいにどーんと目の前に立ち塞がっている。
 それを自分の中で消化出来てればいいけれど、それだって限界がある。
 親しい友人に愚痴を言ったり、悩みを打ち明けられたら、それですっきりするかもしれないけど、そういう友人がいない人だっているわけです(かくいう自分がそうなんですが。笑。)。
 そんなときブログで(もしくはミクシィの日記で)つらいこと、悲しいこと、苦しいことを(不特定多数の人たちに)打ち明けたっていいじゃないか、そう思うのです。
 そうすることで悲しみを半分こに出来ることもあるんじゃないかって思うのです。

 付け加えていえば、何を読んで不愉快な気分になるかは人それぞれなわけで。
 少なくとも自分は、他人の書いたネガティブな文章をネガティブだからという理由で不愉快に思ったことはないですね。
 どちらかというと自分が不愉快になるのは、今日ダーリンとTDLに行ってきたー!!とか、うちの相方が何ちゃらとか、オノロケ記事ですが、、、それって自分だけですかね。すみません。汗。

 まぁともかく、ブログを書いていればアクセス数向上を狙うのはごく自然な欲求だと思いますが、アクセス数向上のためにネガティブなことは書かない、というのはちょっと違うんじゃないの、と思うわけです。
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宵山万華鏡。

2009-07-14 22:29:12 | 読書
 森見登美彦著、『宵山万華鏡』、読了。

 前作『恋文の技術』が出たのもついこの間のような気がするのだけど、もう新作が発売されたよ。
 今年のモリミーは働き者だなぁ。
 朝日新聞でも連載してるしね(一週間に一回ぐらい載ってないけど。笑。)。

 あまりにも前作との発刊期間が短かったので、もしかしたら『竹林と美女』的なお茶を濁すような作品?と思いきや、全然そんなことはなく、『宵山万華鏡』、傑作でした。
 幻想小説とはこのような作品をいうのではないでしょうか(違うかもしれんけど)。

 祇園祭宵山の京都を舞台にしたお話です。
 たった一晩の間に起こる怪異が幼い姉妹、ひたすら頭の固い男、馬鹿騒ぎが好きな大学生、老画家の姪、画商などの視点で語られるのですが、同じ怪異のはずなのに、語るものの違いによって呆れるぐらい馬鹿馬鹿しかったり、背筋がぞっとするほど恐ろしかったり、にやけるほど楽しかったり、まるで別のことのように思えるのだからアラ不思議。
 まさにこれぞ万華鏡!!

 自分は非常に面白く読めましたが、集大成というほどではないにしても、著者の他の作品と微妙にリンクしているので、いきなりこれから読んでもワケがわからないかもしれません。
 せめて『夜は短し歩けよ乙女』ぐらいは読んどいた方がいいかなぁ。
 まぁ出版順に読んでいく方がよりいいんでしょうけどね。

 それから、他にも同じことを思った人がいるかもしれませんが、自分は本書を読んでいて、あるアニメ映画を思い出しましたよ。
 騒がしくも賑やかなお祭りの日を舞台にした、永遠に繰り返される美しい夢・・・。
 といったらわかりますか?
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ノウイング。

2009-07-13 22:10:55 | 新作映画
 ニコラス・ケイジ主演、アレックス・プロヤス監督、『ノウイング』7/11、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2009年27本目。

 この映画の予告編を初めて観たとき、うわっ、まるでシャマラン映画みたいだ、と思いました。
 シャマラン映画そのものを否定する気はないのですが、プロヤスのシャマラン化は困るのです。
 彼のSFスリラー『ダークシティ』は好きな映画を十本挙げろと言われたら、八番目ぐらいに来る映画です(かなり好きってこと)。
 プロヤスらしさ、シャマランらしさを具体的に説明しろといわれても難しいのですが、端的に言えば「最初に謎が提示され、その謎を解き明かすために主人公が奔走し、最終的にそれが解き明かされる」のがプロヤス、「最初に謎が提示され、主人公は奔走するが、必ずしも最終的にそれが解き明かされるわけではない」のがシャマランといったところでしょうか(異論はあるかもしれませんが自分はそう捉えています)。
 人類が消滅というようなお話できちんとオチがつくとは思わなかったので、プロヤスがシャマラン化してしまったのか、そう思ってしまったのです。
 しかし、その心配は杞憂でした。
 彼の新作『ノウイング』は愚直なまでにプロヤスらしい作品でした。

 先ほど『ダークシティ』をSFスリラーだと紹介しました。
 しかし同時に究極の愛の物語でもあります。
 世界のすべてを統べる力を手に入れたとしたら、あなたは愛する人のために何をするか?というのがテーマなんです。
 『ダークシティ』の主人公ジョンが妻エマのために何をしたかは、実際見て確かめてもらうとして。

 『ノウイング』も同じく愛がテーマの映画です。
 この場合の愛は家族愛ですけどね。
 地球が滅亡するという極限状態において、人は愛する我が子の為に何が出来るのか?
 究極的な問いかけですよね。
 簡単に答えの出る問いではありませんが、『ノウイング』の主人公ジョンの選択もかなり涙を誘うものです。

 これまでにも宇宙人や超自然現象など、巨大な力によって人類が滅亡の危機に瀕するというプロットの映画は限りなくありました。 
 例えばスティーブン・スピルバーグの『宇宙戦争』や、ローランド・エメリッヒの『デイ・アフター・トゥモロー』、M・ナイト・シャマランの『ハプニング』などがそれに当たります。
 しかし、いわせればそれらの映画は非常にぬるいんです。
 なぜかというと最終的に(何となく)人類が助かっちゃうから。
 その点『ノウイング』には一切のぬるさがありません。
 飛行機の墜落と地下鉄の衝突という二度に渡る惨劇シーンの演出の容赦のなさも含め、これだけぬるくない映画というのはついぞ観たことがなかったですね。
 そういった意味ではプロヤスは『ノウイング』においてシャマランどころかスピルバーグすら超えたとさえいえるのかもしれません。

 お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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オフ会ってやっぱり。

2009-07-12 21:15:40 | 日常
 土曜日は久しぶりのオフ会でした。
 久しぶりといっても一週間ぶりですが(どこが久しぶりなんだ、どこが)。

 今回のオフ会は前回のモリミーオフのような縛りはなくて、単に『福岡でオフ会をしよう♪』というミクシィのコミュの集まりでした。

 テーブルの右隣りに女性が座ったので、これは何か話し掛けねばと思って、「映画とかご覧になります?」と尋ねたら、「観ませんねー」という返事でした。
 これにて会話終了♪
 この間十秒。
 ゴメンよ、ママン、自分なりに一生懸命頑張ったんだけど。

 それを見ていた男性参加者から「そんなこっちゃいかぁあああああん!!!」と叱られました。
 見ていて自分の態度がもどかしかったみたいです。
 そ、草食動物なりに必死に頑張ってるんだけどなぁ。

 あと好みのタイプの女性をいうみたいな場面になったんですけど、参加女性のほとんどが髪を染めていて、また半分ぐらいが喫煙しているような状況では、口が裂けても「好みの女性は黒髪でタバコを吸わない女性です♪」とはいえませんでした。
 読書が好きな女性かな、とテキトーに誤魔化しました(それも嘘ではないけれど)。

 それでですね、とにかくとても楽しい時間を過ごせたんですよ。
 久しぶりにカラオケで『浪漫飛行』も歌ったし、初対面の人と駄弁るのも楽しかったし。
 それでオフ会もそろそろお開きってころに、同じテーブルにいた人にミクシィでのHNを尋ねたんです。
 出来たらまた同じメンバーで会えたらいいなって思って。
 そしたら皆からすんごい怪訝な顔をされました。
 何でそんな野暮なことを聞くと?マイミク申請でもするの?みたいな感じで。
 でも、、、ミクシィに顔写真が貼ってあるわけじゃなし、HNを聞かなければ再会が難しいと思うんだけどなぁ(そのオフ会は驚くことに毎週開かれているので)。
 一応皆、HNは教えてくれましたが、自分も聞いちゃいけないことを聞いたの?って思ってしまって、まともにメモを取ることも出来ませんでした。
 
 オフ会ってやっぱりオフ会というだけあって、チョー深いものがありますね。
 自分には些か理解するのが難しいものがありました。
 ってこのシャレわかります?笑。
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