夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

水木しげるさんが亡くなった

2015年11月30日 | 愛読書
漫画家の水木しげるさんが亡くなった
お昼のTVニュースに出た。
水木しげるといったら「ゲゲゲの鬼太郎」で
一躍有名になった漫画家である事はほとんどの
方がご存知でしょう。
アニメでは鬼太郎のお父さんの目玉おやじが
頭のてっぺんから出す「キタロー」と呼ぶ声が
思い浮かびますし、子供が小さい頃はTVゲームの
「ゲゲゲの鬼太郎」でよく遊びました。
鬼太郎の中に出てくるキャラクターの「子泣き爺」
を見ると昔々「子泣き爺」にそっくりな爺さんが
いた事を思い出します。

その爺さんは私が小さい頃、家の前の東金街道を
よたよた歩いてくる。酒を飲んでいるのかいつも
酒臭く、足が悪かった(脳梗塞で不自由になった?)
ので足を引きずりながら歩いてきました。
街の人からは「イシ(石)」と呼ばれていた。
足を引きずりながら歩くイシの姿を悪ガキどもが
面白がって真似してイシの後をぞろぞろ歩く。
イシが悪ガキどもに気ずいて
「あんにゃ~(何だ)」と振り向くと悪ガキは
蜘蛛の子を散らしたように逃げ去る。遊びでした。
そんなイシが、ある夏の朝、我が家の物置小屋の
リヤカーの下で酔いつぶれて寝ていたのを母が見つけ
「イシ、そんなところで寝ちまって、帰らなきゃ
 ダメだぞ」と母は握り飯一つ食べさせ帰らせた。
私はリヤカーの下にひっくり返っているイシを
恐々のぞいていましたが、イシは蚊に刺された
身体をボリボリかきながら帰って行きました。
私が中学生になるとイシの姿は見えなくなりました
聞くところによるとイシはリハビリのために
毎日歩いてきて、農家の薪割りなどをして代わりに
酒を飲ませてもらっていたらしい。悪い人間では
なかった。子泣き爺を見ると悪ガキを引き連れて
歩くイシの姿を思い出します。

水木しげるさん93歳でした。冥福を祈ります。
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萩焼きの抹茶碗が届いた

2015年11月30日 | いろいろな事
朝方、玄関のチャイムが鳴り父ちゃんが出てみると
「お届けものです」と宅配便のお兄ちゃん。
「お~い、何か届いたぞ。遊さんからだ」との事で
「何が届いたんだろ?」と箱を見てみると「茶碗」と
なっている。五行歌をやっている遊さんからでした。
早速開けてみました。

中には手紙と共に桐箱に入った抹茶碗が出てきました。

私の遊茶会のブログを見て、先年亡くなった遊さんの
お母さんの形見分けとして持ち帰った「抹茶碗を送ります」と
手紙にありました。他に土地の銘菓とハンカチ、ジャム瓶と
いろいろ入っていました。甘いもの大好きな私は
お菓子を早速いただきました。

夕食後、だるまストーブの上の鉄瓶で沸かしたお湯で
抹茶をいただく。お茶は遊茶会のIさんからいただいた。
一保堂のお抹茶

半筒茶碗でお茶も点てやすい。なかなかいいお茶碗です。
萩焼の茶碗は使い込むほど貫入に茶が染み込んで
いい色になります。          こちらは父ちゃん用↓
 
送って頂いた茶碗で、美味しいお抹茶をいただきました。
五行歌をやっている遊さんに習って私も作りました。

  暮れに届いた宝箱
  菓子と抹茶碗
  鉄瓶の湯で抹茶を点てる
  年寄り二人の
  夜が更けていく

う~ん、五行歌なかなか難しい。
遊さんありがとう、大切にします。
コメント (2)
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