今日は篆刻サークル「石門印会」の勉強会でした。
雨模様の中父ちゃんに車で打瀬の公民館まで送ってもらう。
5月の競刻課題(偕楽)の講評を先生から受ける。
印の大きさ八分(約2、5cm)印
以下先生の講評です。
小篆にて刀線よく伸展す。「偕」右上やや斜傾す
「⺅」は内側の線を短くすると良い。
「楽」「木」の斜めの線が違和感あり。
「木」の斜め線は刀が滑って切れてしまった
こんな場合はどうしたら良いのか?」とSgさん。
「このような場合は自然に見せるよう線に
欠けを作ると良い」と先生
辺縁に空洞は疑問である。印面にバランスよく
配置されてよい。朱文の場合は小篆の方が
良かったか。刻の技は見事なり
「辺縁の空洞は古銅印が腐食して穴が
あいた感じを出してみた」とYさん。
銅印は、言葉通りの銅で作られた鋳造印で、
漢代に多く作られたようです。 秦の始皇帝の
時代にできた印綬(いんじゅ)という制度は、
身分の証明を明らかにするために印章、つまり
ハンコを臣下に持たせることから始まりました。
... 皇帝からの命令を伝える文章には書いた人の
印章を押印して、間違いのないものであることを
証明していたのです。ネットより
辺縁、文字、共に安定、小篆よく伸展
「楽」字よし。「偕」にんべん斜傾しすぎた。
「楽」字下部にも斜頸を作り調和を。
界線、印面を引き締めて良い。細い界線は
あってもなくても良いのであれば無くてもよい
無理に朱の空間を無くそうとしなくてよい。
直線の切れ味がよくでた。「楽」字下部一工夫
欲す。刀法に迷いなく小気味よい。右上角の
欠けはこれでよい。
辺縁、程よい変化でよい。「楽」変化、安定感あり
秀る。「偕」の縦画弱い線あり。変化の妙が
理解できている。
近来の彫りが充実。辺縁に安定感あり、疎密変化
ありてよい「偕」の「白」圧縮してもよい。
「Oさんは入門して間がないのに、もう10年選手の
ように上手くなったね」とみんな。
辺縁力感あるも細太差一考。小篆に伸展ありてよい。
収筆の形ていねいに。
「楽」の「木」の縦線がないのは辞典にあるか?
横長(縦並び)の篆書はいかがか?伝統的に横長はない。
「楽」下部は左右対称にした方がよい。辺縁変化あり力強し。
「これは私流です」とSさん。
篆書文字は縦長なので横長にはしない。
一文字として見ると、みられない事もない。
辺縁の変化大胆にて可。辺縁、刀線の接線が芸術的。
疎密のバランスが抜群たり。「白」の横画は伸展(伸ばす)
した方がよい。
「白」の横画は進展がよい。力のこもった白文印、一気の
作たり。「楽」下部の広がり空間よい。
辺縁、刀線、丁寧な刻。にんべん下部まげすぎか。
細線の刻に技術高し。余白の空間広々と感じてよし。
対角に文字と朱の配置よし。点画のバランス力強し。
一線、一刀、自信の技が見える。整いすぎた感もある。
「意図的に空けて朱の強さを出すのも一つの
手である」と先生。
「でもこのような法は古典にはないな」とNさん。
今日は新しく見学の方(女性)が来られた。
「篆刻展示会を見て習ってみたいと思ってきました」という。
篆刻は初めてとの事ですが、印刀と篆刻バイスは持ってきた。
「メルカリで買いました」と言う。流石、今時の人だなと思いました。
今日は残念ながら石も篆書辞典も誰も持ってきていなかったので
来月来る時に用意してもらうことにしました。
「YouTubeで動画が出ているので見てみたらいいでしょう」と伝えた。
さてやる気になるでしょうか?
講評が早めに終了したので、その後は世間話。
「コロナのワクチン接種はどうだった?」
「私は数日腕も腰も痛かったし、熱も出ました」と先生。
2回終わった人もいるし、接種やる気がしないと
言う人もいて、接種のやり方のまずさ、総理の不甲斐なさ
オリンピック「やる」「やらない」のはっきりしない日本
「一体どうなってんのや!」と怒り。果ては共産主義国の
恐ろしさなど、言いたいこと喋って、今日の篆刻勉強会終了。
楽しい勉強会でした。
雨模様の中父ちゃんに車で打瀬の公民館まで送ってもらう。
5月の競刻課題(偕楽)の講評を先生から受ける。
印の大きさ八分(約2、5cm)印
以下先生の講評です。
小篆にて刀線よく伸展す。「偕」右上やや斜傾す
「⺅」は内側の線を短くすると良い。
「楽」「木」の斜めの線が違和感あり。
「木」の斜め線は刀が滑って切れてしまった
こんな場合はどうしたら良いのか?」とSgさん。
「このような場合は自然に見せるよう線に
欠けを作ると良い」と先生
辺縁に空洞は疑問である。印面にバランスよく
配置されてよい。朱文の場合は小篆の方が
良かったか。刻の技は見事なり
「辺縁の空洞は古銅印が腐食して穴が
あいた感じを出してみた」とYさん。
銅印は、言葉通りの銅で作られた鋳造印で、
漢代に多く作られたようです。 秦の始皇帝の
時代にできた印綬(いんじゅ)という制度は、
身分の証明を明らかにするために印章、つまり
ハンコを臣下に持たせることから始まりました。
... 皇帝からの命令を伝える文章には書いた人の
印章を押印して、間違いのないものであることを
証明していたのです。ネットより
辺縁、文字、共に安定、小篆よく伸展
「楽」字よし。「偕」にんべん斜傾しすぎた。
「楽」字下部にも斜頸を作り調和を。
界線、印面を引き締めて良い。細い界線は
あってもなくても良いのであれば無くてもよい
無理に朱の空間を無くそうとしなくてよい。
直線の切れ味がよくでた。「楽」字下部一工夫
欲す。刀法に迷いなく小気味よい。右上角の
欠けはこれでよい。
辺縁、程よい変化でよい。「楽」変化、安定感あり
秀る。「偕」の縦画弱い線あり。変化の妙が
理解できている。
近来の彫りが充実。辺縁に安定感あり、疎密変化
ありてよい「偕」の「白」圧縮してもよい。
「Oさんは入門して間がないのに、もう10年選手の
ように上手くなったね」とみんな。
辺縁力感あるも細太差一考。小篆に伸展ありてよい。
収筆の形ていねいに。
「楽」の「木」の縦線がないのは辞典にあるか?
横長(縦並び)の篆書はいかがか?伝統的に横長はない。
「楽」下部は左右対称にした方がよい。辺縁変化あり力強し。
「これは私流です」とSさん。
篆書文字は縦長なので横長にはしない。
一文字として見ると、みられない事もない。
辺縁の変化大胆にて可。辺縁、刀線の接線が芸術的。
疎密のバランスが抜群たり。「白」の横画は伸展(伸ばす)
した方がよい。
「白」の横画は進展がよい。力のこもった白文印、一気の
作たり。「楽」下部の広がり空間よい。
辺縁、刀線、丁寧な刻。にんべん下部まげすぎか。
細線の刻に技術高し。余白の空間広々と感じてよし。
対角に文字と朱の配置よし。点画のバランス力強し。
一線、一刀、自信の技が見える。整いすぎた感もある。
「意図的に空けて朱の強さを出すのも一つの
手である」と先生。
「でもこのような法は古典にはないな」とNさん。
今日は新しく見学の方(女性)が来られた。
「篆刻展示会を見て習ってみたいと思ってきました」という。
篆刻は初めてとの事ですが、印刀と篆刻バイスは持ってきた。
「メルカリで買いました」と言う。流石、今時の人だなと思いました。
今日は残念ながら石も篆書辞典も誰も持ってきていなかったので
来月来る時に用意してもらうことにしました。
「YouTubeで動画が出ているので見てみたらいいでしょう」と伝えた。
さてやる気になるでしょうか?
講評が早めに終了したので、その後は世間話。
「コロナのワクチン接種はどうだった?」
「私は数日腕も腰も痛かったし、熱も出ました」と先生。
2回終わった人もいるし、接種やる気がしないと
言う人もいて、接種のやり方のまずさ、総理の不甲斐なさ
オリンピック「やる」「やらない」のはっきりしない日本
「一体どうなってんのや!」と怒り。果ては共産主義国の
恐ろしさなど、言いたいこと喋って、今日の篆刻勉強会終了。
楽しい勉強会でした。