家にいると、また階下の人から苦情の電話がかかってくるかもしれない、というストレスで胃がキリキリする。
せっかく長男も公園遊び(といっても今のところブランコだけだけど)できるようになってきたので、日中はできるだけ公園に行くことにしている。
長女は喜んで、お砂場の道具を袋につめて、張り切って出かけてくれる。
その様子を見ると、公園遊びができるようになって本当に良かったな、と思う。
でも・・・公園に行くと、私たち親子の周りから一斉に人がいなくなる。
特に長男が近づくと、蜘蛛の子を散らすように人がいなくなる。
色々と噂が立っているのだろう。
長男に関していえば、そのほうがトラブルが起こらなくて助かる、とも言える。
でも、長女がかわいそうだった。
ぽつんと人の輪から離れて砂をいじっている姿を見ると、
あの時カミングアウトしてしまったのは間違いだった、と思わざるをえない。
あそこで告白してしまったのは、自分が楽になる為だったのではないか?
長男の発育の遅さは自分のせいではないという証明のために、告白したのではないか?
トラブルが起きたときの‘印籠’になると思ったからではないか?
・・・・・・長女にも長男にも申し訳なくてたまらない。
鬱々としていると、蘇ってくる言葉がある。
『元気なかったけど大丈夫?』
彼からのメール・・・。
それに自分で答える毎日。
『大丈夫。まだがんばれる。がんばるよ、私』
あの日・・・壁を殴りつけた日以来、夫の帰りは毎日遅い。
休日も、なんだかんだと理由をつけて、出かけている。
でも、キレて怒鳴られるよりマシだ。
ただでさえ、家にいるときは、静かにさせるために、私が怒っていることが多いのだ。
その上、夫にまで怒られたら、子供達もたまらないだろう。
でも、そのくせやたらと体を求めてくる。
おそらく、本人的にはそれが一番の愛情表現であるのだろう。
仲直り、のつもりなのかもしれない。
そのことが私のストレスになっているということは、夫には理解できないようだ。
金曜日の早朝、高校の同級生の掲示板を見ていたら、びっくりした。
今日、彼がまた仕事で上京してくるらしいのだ。
そして、予定の合う人だけでも夜に集まって盛り上がろう、という話しになっている。
突然の話なのに、結構な人数が集まりそうな雰囲気がある。
「行きたいな・・・」
心の底からそう思った。
昔みたいにバカ騒ぎして、今のこの現状を忘れたい。
ほんの一瞬でもいいから忘れたい。
ほんの一瞬でもいいから‘自分’に戻りたい。
「高校の同級生の集まりがあるんだけど、行ってもいい?」
朝食時に夫に話してみた。
夫は不機嫌そのものに、眉をつり上げた。
「誰が来る集まりなんだ? 子供達はどうするんだ?」
「・・・・・・」
「オレ今日8時には帰ってくるけど、それまでに帰ってこられるのか?」
「・・・・・・」
もう・・・いいや。
無理して行ったら、機嫌を損ねるだけだ。
もう・・・いいや。
「いいや。行くのやめた」
「え?行ってもいいんだぞ、別に。ただ帰ってきた時に・・・」
「いい、いい。別にすごく行きたかったわけじゃないし」
嘘をついて話を切り上げた。
何だか・・・ものすごく疲れた。
せっかく長男も公園遊び(といっても今のところブランコだけだけど)できるようになってきたので、日中はできるだけ公園に行くことにしている。
長女は喜んで、お砂場の道具を袋につめて、張り切って出かけてくれる。
その様子を見ると、公園遊びができるようになって本当に良かったな、と思う。
でも・・・公園に行くと、私たち親子の周りから一斉に人がいなくなる。
特に長男が近づくと、蜘蛛の子を散らすように人がいなくなる。
色々と噂が立っているのだろう。
長男に関していえば、そのほうがトラブルが起こらなくて助かる、とも言える。
でも、長女がかわいそうだった。
ぽつんと人の輪から離れて砂をいじっている姿を見ると、
あの時カミングアウトしてしまったのは間違いだった、と思わざるをえない。
あそこで告白してしまったのは、自分が楽になる為だったのではないか?
長男の発育の遅さは自分のせいではないという証明のために、告白したのではないか?
トラブルが起きたときの‘印籠’になると思ったからではないか?
・・・・・・長女にも長男にも申し訳なくてたまらない。
鬱々としていると、蘇ってくる言葉がある。
『元気なかったけど大丈夫?』
彼からのメール・・・。
それに自分で答える毎日。
『大丈夫。まだがんばれる。がんばるよ、私』
あの日・・・壁を殴りつけた日以来、夫の帰りは毎日遅い。
休日も、なんだかんだと理由をつけて、出かけている。
でも、キレて怒鳴られるよりマシだ。
ただでさえ、家にいるときは、静かにさせるために、私が怒っていることが多いのだ。
その上、夫にまで怒られたら、子供達もたまらないだろう。
でも、そのくせやたらと体を求めてくる。
おそらく、本人的にはそれが一番の愛情表現であるのだろう。
仲直り、のつもりなのかもしれない。
そのことが私のストレスになっているということは、夫には理解できないようだ。
金曜日の早朝、高校の同級生の掲示板を見ていたら、びっくりした。
今日、彼がまた仕事で上京してくるらしいのだ。
そして、予定の合う人だけでも夜に集まって盛り上がろう、という話しになっている。
突然の話なのに、結構な人数が集まりそうな雰囲気がある。
「行きたいな・・・」
心の底からそう思った。
昔みたいにバカ騒ぎして、今のこの現状を忘れたい。
ほんの一瞬でもいいから忘れたい。
ほんの一瞬でもいいから‘自分’に戻りたい。
「高校の同級生の集まりがあるんだけど、行ってもいい?」
朝食時に夫に話してみた。
夫は不機嫌そのものに、眉をつり上げた。
「誰が来る集まりなんだ? 子供達はどうするんだ?」
「・・・・・・」
「オレ今日8時には帰ってくるけど、それまでに帰ってこられるのか?」
「・・・・・・」
もう・・・いいや。
無理して行ったら、機嫌を損ねるだけだ。
もう・・・いいや。
「いいや。行くのやめた」
「え?行ってもいいんだぞ、別に。ただ帰ってきた時に・・・」
「いい、いい。別にすごく行きたかったわけじゃないし」
嘘をついて話を切り上げた。
何だか・・・ものすごく疲れた。