1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

N響定期公演Cプログラム

2008年06月21日 | Weblog
当日券で行ってきました。

指揮 マッシモ・ザネッティ
コンサートマスター 篠崎史紀

ラヴェル / スペイン狂詩曲
フォーレ / 組曲「ペレアスとメリザンド」作品80
レスピーギ / 交響詩「ローマの松」
レスピーギ / 交響詩「ローマの祭り」

私は1500円のE席。
3階部分の自由席です。
早く行ったので、一番D席に近いところを確保しました。
なんとなく差額の2000円得したような気分。

急いでロビーコンサートに向かうと、既にこちらは満席でした。
広いロビーに折りたたみ椅子が100席くらい並べてあり、周りにはソファがいくつか。
みなさん入場するなりこちらに直行したようです。
私は仕方なく壁際で立ち見でした。

今回は本プログラム同様、こちらも楽しみにしていました。

ブラームス/弦楽五重奏 第2番 ト長調 作品111から

ヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1
という編成です。
司会の方が、演奏者ひとりひとり紹介しました。
こういう進行の仕方とは知らなかった。
そして、在京オケ対抗で野球大会をやった話なども聞けておもしろかったです。
初めて聴いた曲ですが、冒頭部分は、スメタナの「わが生涯より」の1楽章のよう。
4人の静かなタリラリタリラリ(?)をバックに、チェロが激しく切り込んでくる。
実際、チェロの方は椅子から転がり落ちるほど(いや、そんなではなかったけど)の熱演でした。他の方は終始アクションは小さかった。
立ってでも聴いた甲斐のある演奏でした。
これで1500円でもじゅうぶんかも。

自分の席から見たステージは、かなり遠かったです。
でも、どこも欠けることなく奥まで見渡せてよかった。
特に3階で吹いたトランペットがよく見えました。

ペレアスとメリザンドでは、睡魔に襲われて一部意識がありません。
「シチリア舞曲」で目が覚めました。美しかった・・・。
レスピーギは華やかでにぎやかで、客席も終始ものすごい集中力で聴いていたように思います。

マンドリンの音もよく聴こえました。
とても静かなシーンではあるからかも。
その後の4楽章で、全パートが本当に大忙し、音量全開で大熱演になります。
でもマンドリンには一切仕事がないので、あの場にずっと座っているのはつらいだろうな、と思いました。
アンコールのときはどうするのかしら、と思っていたらアンコールは無しでした。
コメント (6)
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