1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

横浜能楽堂で琵琶とマンドリン

2016年05月22日 | Weblog
ひさしぶりに横浜能楽堂へ行ってきました。
暑くて、紅葉坂がきつい。
大規模なマンションが建ち、大きな結婚式場もできて、このあたりも昔とはだいぶ変わりました。

ロビーですぐに知り合いから声を掛けられました。
まさかこんなところでお会いするとは!うれしかったです。

客席に入ったら、楽しみにしていた檜の香りはそれほどでもなかった。もうだいぶ飛んでしまったんですねえ。
気になったのはカメラマンが多数いたこと。
これはきっと皇室の方が・・・と思ったら、やはりそうでした。
文仁親王妃紀子様。
本当に美しかったです。

プログラムはこちらをご覧ください。

1部は琵琶の名曲。
美しい装束と所作でした。
楽琵琶と薩摩琵琶は、かなり違うものなんですね。
張力はとても弱いようでした。
薩摩琵琶はいつも歌(というのか、語りというのか・・・)を伴うものなんでしょうか。
とても素晴らしい声でした。

2部はマンドリンの名曲。
オルランディさんがバロックマンドリンで2曲。
わぁ音が小さい、と思いました。
そして、改めて琵琶と似ている部分があるように感じました。

石村さんがギターを持って登場し、ヴィヴァルディの曲からはマンドリンでの演奏。
お2人とも足袋を履いているようでした。
この曲が始まったとき、客席に「ああ、知ってる!」の雰囲気が一斉に漂ったのがなんだかおもしろかった。

フラーティさんはチラシの写真と同じ髪型でした。
最初に演奏したパガニーニがよかったです。
カラーチェ2曲とムニエルは、ちょっと心配な部分もありました。
全体的に、大きいところを出すというより、小さい所をとことん小さくしてダイナミクスをつけているような感じでした。

3部は日本とイタリアを結ぶ曲。
カラーチェが来日して御前演奏をしたときに、良子妃殿下(のちの昭和天皇皇后陛下)に捧げられた「カント・ノスタルジコ」が印象に残りました。
最後の「楽琵琶とマンドリンのための『緒合わせ』も良かった。

帰りは予定していたワンコインピザの店へ。

あいにく大きさを比較するものがありませんが、小さ過ぎず大き過ぎず、これで本当に500円?と何度も言いながら食べました。
この画像はクアトロフォルマッジョ。このあと、ビスマルクも注文しました。おいしかった。
お腹が空いているところにワインがきいたのか、帰宅したらソファで2時間も眠ってしまいました。

あぁ、やることがたくさんあるのにー。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする