1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

年を取ると、ちょっとしたことが

2016年10月27日 | Weblog
母から固定電話に留守電が入っていました。

「携帯が壊れてしまったので、メールをくれても返事できません」

というような内容で。
とても不安そうな様子だったので、折り返し電話をしてみました。

母の説明によると、

・充電切れで画面が真っ暗になった
・3時間充電した
・それなのに画面が真っ暗なまま
・壊れたからauショップに行かなければ

ということでした。

電源が入ってないだけだから入れればいいんです。
でもそれがわからないんだなぁ。
そう言っても

・こんなこと初めて
・真っ暗でね・・・

携帯のモデルを聞いて操作方法をネットで調べようと思いましたが、母はモデル名がわかりません。本体に書いてあるはず、と言っても実物を手にしていてもわからない様子。
このあたりにあるボタンを長押し(まず、長押しの説明も詳しくしました)して、と言って操作してもらいましたが、電源は入らず。
翌朝見に行く約束をして、電話を切りました。

携帯ってどうなっていたかなと思い、自分の古い携帯を出してみました。
そうか、「3」の上を長押しだった、とわかり、再度母に電話しました。
母は、各ボタンを順番に長押ししてちょうど自力で解決したところでした。よかった。

こんな風にちょっとしたことがわからないんだなぁ。
で、壊れたと思い込んでしまうので、体調が悪いのにわざわざauショップまで行くことに。
今回は事なきを得ましたが、こういうささやかな「困りごと」ってたくさんあるんでしょうね。
ナントカ給付金とか、そういう申請書を記入するのもすんなりとはいかないようです。私が訪ねたときに代筆してきます。

今朝は、義母がやってきました(と言っても1階から2階へ、ですが)。
購入したチャッカマンがどうやっても火が点かない、と。
私が、説明書通りにロックをはずしてレバーを引いたら、点きました。
ロックの方向を間違えたのかと思ったらそうではなく、力が弱くてレバーが引けなかったんです。
子供のいたずら防止でハードプッシュタイプなのか、指の力がとても弱いのか。
調べたら「ソフトタイプ」という新商品があるようなので、これを買ってあげようと思います。
たぶんパッケージにいろいろ書いてあるんでしょうが、小さい字は読めないんですよね。
人差し指で引くのは負担が大きいようなので、親指で押すのとかないかな。

昨日は瓶詰のふたが開けられない、と持ってきました。
こういうときに、同居していてよかったと思います。
わざわざ電話して呼ぶほどでもない「ちょっと手伝ってほしいこと」って、お年寄りにはたくさんあるんだと思います。
お年寄りに限らず、私も子供の手をあてにすることが増えています。
自分でこうなんですから、親世代の不便さはいかばかりか、と実感するこの頃です。
コメント (4)
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