ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

東の始まり。

2018-10-26 14:20:34 | Weblog


足寄から上士幌、士幌、鹿追・・・新得。

もうすぐ陽が沈む。これ以上は進めない。西へ西へと走り続けて。道東の端っこまでたどり着いた。

新得町屈足。くったりと読む。

「ライダーの館くったり」。無料。

十月末まで開いているはず。

扉に手を掛ける。開けてみる。

ガラガラと音がして扉が開いた。

よかった。今夜はここで眠れる。

あゆみちゃん。

2018-10-26 14:18:07 | Weblog


想像して欲しい。

人間の背丈くらいの足の裏が、大きならわん蕗を持って向こうから歩いてくる姿を。想像して欲しい。

怖くないか?
怖すぎるだろ?

それは、足寄の街のマスコット。
あゆみちゃんのことである。

コロッケ一個ください。

2018-10-26 14:12:47 | Weblog


お昼ご飯に、「鹿肉コロッケらわん蕗入り」150円税込を買った。

6分待たされた。
揚げたてが出てきた。

鹿肉。鹿肉。

・・・

鹿肉がどれだかわからなかった。ひき肉だから。

蕗がどれだかわからなかった。細かく刻んであるから。

じゃがいもの味がした。

どちらかというと、じゃがいもの味しかしなかった。

じゃがいものコロッケ。。。

ただのコロッケじゃーん!


熊との対決。

2018-10-26 14:03:21 | Weblog


ブログを書きながら寝てしまったので、昨日の続き。

阿寒湖から足寄へ。あしょろと読む。

足寄には寄らねばならない場所がある。にーさんが待っている。

足寄銀河ホールの入り口に熊がいた。

表情的に、なんとなく、あくまでもなんとなくだかど、勝てる気がした。勝てるんじゃないかな?と。

ははは。表情的にね。

ほんの少しの想い出と。

2018-10-25 23:31:32 | Weblog


シュンさんの家の扉、つまり阿寒湖ライダーハウスの扉に貼り紙がしてある。

「ライダーハウスは営業中止しました」山本より

シュンさんの和名は山本俊一。表札に書いてある。

シュンさんが書いたのではなく、シュンさんの最期を知る人が書いたのだろう。

どこかで、噂を聞いた。
阿寒湖ライダーハウスのシュンさんが、去年亡くなったらしいと。

シュンさんはロシア系のアイヌの血を引いていたのかもしれないな・・・瞳が少し青みかがっていたもんなぁ。

僕はシュンさんを思い出しながら、ライダーハウスの前でシュンさんを弔う。

阿寒湖ライダーハウス。

2018-10-25 23:24:50 | Weblog


阿寒湖のライダーハウス。何年か前に泊まった。

ライダーハウスの主、シュンさんは病を患っていて、もう先は長くないんじゃないかと思われた。

もうほとんど歩けなかったし、ほとんど喋れなかった。
それでも、大きな瞳をキラキラさせながら、僕の手を握って何かを伝えようとする姿が忘れられない。

阿寒湖のライダーハウスに泊まった人の多くは、阿寒湖のカムイコタンに来て、シュンさんに直接声をかけられたそうだ。「ライダーハウスがあるから泊まっていけ!」と。

僕は何度か、ライダーハウスを覗いたりはしていたとだが、泊まる勇気と度胸が足りなかった。

だって・・・すごく汚そうだったから。ははは。

どうみても・・・汚そうだったから。

アイヌの村。

2018-10-25 23:18:05 | Weblog


阿寒湖のアイヌコタンへ来た。寄り道。

二風谷のおじさまの作品がある藤戸さんの店を覗こうと思ったけど、閉まっていた。

アイヌコタンの奥へ奥へ。僕は坂道を上る。

アイヌコタンを突き抜けて、アイヌショーのステージも抜けて、アイヌコタンの裏側へと回る。

双岳台

2018-10-25 23:09:58 | Weblog


開陽台から。養老牛温泉を通って、標茶へ入って弟子屈へ。

西へ西へ。僕は向かう。行けるところまで。

急ぎはしないし、焦りもしないが、陽が落ちる前までしか走れない。寄り道は最小限に。

弟子屈も抜けて峠道。

雄阿寒岳が見える場所でバイクを停めた。

もうすぐ阿寒湖だ。

西へ西へ。

雲を眺めながら。

2018-10-25 23:06:06 | Weblog


ジェラートを食べ終わって、真面目に考える。

開陽台のキャンプサイトを眺めながら考える。

どうするっかなぁ・・・。

グーグル先生で地図を眺める。

ウェザーニュースで天気予報を見る。

どうするっかなぁ・・・。

すごくすごくたくさんの選択肢の中から選んだ僕の答は・・・

「よし、西へ向かおう。行けるところまで」