小清水原生花園でバイクを停めた。
斜里岳のてっぺんが見えている。写真を撮ろう。
バイクを停めて振り返ると、凄まじい景色だった。
小清水原生花園でバイクを停めた。
斜里岳のてっぺんが見えている。写真を撮ろう。
バイクを停めて振り返ると、凄まじい景色だった。
小清水原生花園でバイクを停めた。
斜里岳のてっぺんが見えている。写真を撮ろう。
バイクを停めて振り返ると、凄まじい景色だった。
三たび、おさかな市場。
ここの魚屋さんが一番好きです。
たまにしか買えるものがないけれど、ここの魚屋さんが一番好きです。
筋子を買いたかったのだけれど・・・買える値段ではなかった。残念。
夕ご飯の買い出し。
今日はジェラートしか食べてない。
下を覗く。
ホタテの殻がたくさん落ちてる。水の中にも、水の外にも。
あくまでも、それはホタテの殻。
いや、待て、中には、生きたホタテがいるかもしれない。サロマのホタテが。
所長がコーヒーをご馳走してくれた。
積もる話もある。
マグナのタイヤがバーストした時にいた従業員は誰もいなくなってしまっていた。みんな、酪農だったり漁師だったり、色々な職業に就いているらしい。
みんな僕に優しかった。親身になって助けてくれた。
「また来たらここに来て聞け。そしたらまた会える」
と所長は言った。
うんうん、また来る。また、所長に会いに来る。
そんな月曜日の午後。
僕は作業場にいる所長のもとへ駆け寄った。
「所長！」
両手で手を振る。
「おーーー！また来たか！」
ハグをする。ははは。
もういないと思ったと伝えると、来年の三月で本当に終わりだと、所長は言った。
所長に会えるのは、今年こそ最後かもしれない。
会えて良かった。
湧別町芭露。バロウと読む。
ずっと昔。マグナのリアタイヤがバーストした。バーストとは裂けてしまうことである。
その時に駆け込んだガソリンスタンドが芭露にある。
近くを通るたびに会いに行く人が、そのガソリンスタンドの所長である。
でも、もうその所長はいない。定年退職で辞めると言っていた。もうだいぶ前の話。去年くらいに辞めているはずだ。
それでも、僕は芭露のガソリンスタンドに寄る。たとえ遠まわりになったとしても寄る。それが義理というものだ。
スタンドにバイクを停めて、ガソリンを入れてもらう。
作業場の方をチラリと見ると・・・
あれ？
所長じゃね？
いるじゃーん！
旅はもうすぐ終わるというのに、どんどん遠くへ走っている。走り続けている。
面白い。
寒さはどんどん増しているというのに、ジェラートを食べている。
面白い。
そして、芯から冷えている。
面白い。
すごく面白い。
テントが濡れていない。
夜露が降りていない。
カラカラに乾いたテント。
留辺蘂なのに、それほど冷え込まなかったみたいだ。気温４度。
良く寝たなぁ・・・と思った。
もう9時くらいかなぁ？と思って時計を見たら5時だった。
それはそれで良くない。ははは。
良く眠れたという感じたのは、もしかしたら、最終兵器の湯たんぽを投入したせいかもしれない。
そこそこ長い北海道旅歴で、初めての試みである。これは、いいかもしれない。いや、いい。すごくいいと思う。
グッドモーニング留辺蘂の少しだけ青い空。
出会う人出会う人みんなが、「雪が降る雪が降る」と言う。
僕の経験則。まだ雪は降らない。
さて、北海道歴60年のおじさんと、北海道旅歴6回目の僕の思うこと。
どちらが当たるかな？
ジェラートをお昼ご飯にするはすが、食べ損ねたので、昼抜きでした。
夜ご飯。男の夜ご飯。豚を焼いてご飯に載せて食べる。ただそれを食べる。
溪谷味豚。北海道産。豚バラ。
味付けは十勝豚丼風。
こういうのが、結局、一番うまいんですよ。
バカみたいな味で。激旨です。
肉のみ、ノー野菜。激旨です。ははは。
ここは留辺蘂。るべしべと読む。
留辺蘂のツツジ公園キャンプ場。
怖くないですか？
真っ暗です。
写真に写っているのは炊事棟です。
怖くないですか？
キタキツネはいます。さっき睨まれました。
真っ暗です。
もちろん、誰もいません。
そう、このキャンプ場に人がいたことなんてありません。この季節に。
そして、留辺蘂は怖いくらい寒い場所です。
ははは。留辺蘂、好きです。