ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

応急の処置。2

2018-10-23 11:07:20 | Weblog


針と糸。これはいつも持っている。何があるかわからない。針と糸さえあればなんとかなる。とは思わないが、どこへでも持っていく。

ビニールテープペタペタ作戦だけでは不安。とね。
伸び切ったゴムのシールドパッチンを縫って縮めることにした。

すごーく硬いので、ラジオペンチを使ってグググっと。暇なので、時間はいくらかかってもいい。グググっと。グググっと。

縮まった。ヘルメットをかぶってみた。

パッチンをはめてみた。

いいじゃん。いいじゃん。

ビニールテープ、要らなかったんじゃない?とね。
初めからこれをやれば良かったんじゃない?とね。

でもいい。ダブルの応急処置で、これからは走ります。

応急の処置。

2018-10-23 10:46:51 | Weblog


ヘルメットのシールドがガタついていて、いくら閉めてもフワーッと少しだけ開いてしまう。

開くと隙間から冷たい風が入ってくるので寒い。

修理をしようと、ずっと思っていた。そして、ずっと忘れていた。
バイクに乗って、フワーッとシールドが開くたびに、「あっ、また忘れた!」と思うのである。

あるある。あるある。

ネジを締めれば直ると思っていたが、そうはいかなかった。
部品が剥がれたり、落ちたり失くしたり。。。一筋縄にはいかない。

最終的に、超原始的、ビニールテープで留める。ペタペタ貼って留める。

めむちゃ格好悪いやん!

やべー奴じゃん。ビニールテープペタペタライダーじゃん!

という感じで、応急処置、完了。

あくまでも、応急処置。あくまでも。

旅の思い出。

2018-10-23 09:01:20 | Weblog


北海道を走るライダーが収集するフラッグ。

ホクレンというガソリンスタンドで昔は貰えた。今は一本100円。
全道で地域毎に色とデザインが異なる。四種類。

若い子は躍起になって集める。らしい。そういう子に何人も会ったことがある。
買い損ねた赤いフラッグのために何百キロも来た道を戻るライダーもいた。

僕?

一本も持ってない。

興味がないわけではない。
買ったら運ばなければならない。それはそれで大変ではないか。4本も。パタパタと風になびかせたりしながら。4本も。

一本も持ってない。

今は一本持っている。

芭露のガソリンスタンドの所長がくれた。

これ、大事に持って帰る。
これ、大事にする。

パタパタと風になびかせながら帰る。

ホッカイダー2018。

僕の大切な旅の思い出だ。

グッドモーニングベトベトなモノたち。アットクリオネ。イン斜里。

2018-10-23 08:49:42 | Weblog


ゆうべはまったく眠る気もなく、遅くまで起きていた。寒くなかった。

なのに、なのに、今朝も6時半に目が覚めた。もっと寝ていたかったのに。歳のせいですか?おじいちゃんなんですか?

なぜだろう?荷物がベトベトになっている。ずっと前から。知っていたけど。

色々なものが漏れている。匂いからは判別できない。何が漏れているのか。

ただただベトベトする。イヤや。ベトベトはイヤや。

拭いて乾かそう。そうしよう。今日は晴天。雲ひとつない空。ポカポカな一日。早起きしたとて、さしてすることもない。

荷物の整理をしよう。

と、頑張った。

で、終わった。

荷物を整理したら、荷物が減るかと思っていたけど、荷物が減るどころか、なんとなく増えた気がする。もちろん気のせいだけどね。

グッドモーニングベトベトマンしんぐくん。

バッグの中のベトベトが取れない限り、再び詰められた荷物は、再びベトベトになるんだろうよ。ははは。

そういう無駄を繰り返して、人は大人になるものなのさ。

グッドイブニング斜里温泉。

2018-10-23 00:17:20 | Weblog


クリオネには温泉がある。源泉掛け流し。24時間入浴できる。

モール泉。つるつるのお湯。

たとえば猛烈な寒波が襲ってきても、寒くなったら温泉へ。身体が冷えたら温泉へ。とやったりすれば、なんとかなってしまったりする。

波の音が聞こえる。

白鳥の鳴き声が聞こえる。

グッドイブニング斜里温泉。

北海道の果ての果てで予定が狂ったとしても。
予定はあくまでも予定である。

もしかしたら、「まだ旅が出来る」。

そういうことなのかもしれないね。


ザンカさんはなぜ、ザンカというのか?

2018-10-22 20:22:18 | Weblog


久しぶりのクリオネ。

アップデートが甚だしい。

内部の変容ぶりがすごい。

冬の間に、マスターやザンカさんがコツコツと・・・なのだろう。

それにしても、マスターもザンカさんも来ない。

寂しい。

ザンカさんに電話をしよう。

ザンカさんはきっと、しんぐくんのことは覚えていないだろうけど、電話してみよう。

果たして・・・

ザンカさんが経営する湯元館という旅館へTEL。

掛け直すと、従業員に言われた。

電話がかかって来た。

ザンカさん、ハテナ?という声である。

誰おまえ?という感じである。

ヒントを与えてあげる。

バンド。一緒にバンド。ベース。シング、シング、シング。

「あっ、長髪の!思い出した!」

やった!

クリオネに遊びに来たから、会いに来てくれという旨を伝えた。

明日の夜、遊びに来てくれるらしい。ははは。

勇敢なアタッカーしんぐくんの勝利である。

いつもはこんなアタッキングをするタイプではないんだけどね。

もう旅も終わりだし。ははは。

もう少しで旅も終わりだし。ははは。


ザンカとは、暫定管理人の略らしい。うけるでしょ?

肉チマキの巻。

2018-10-22 20:13:22 | Weblog


ご飯を食べて、ライダーハウスの団欒部屋へ。

ほぼ人がいない。

見知った顔が一人いた。

他には見知らぬ寡黙なロン毛ヒゲ眼鏡の青年が一人。その青年がトランスミュージックをかけて聴いている。寡黙なトランス青年と二人きりの時間・・・やばめです。

見知った顔はあだ名を工場長といい、数年前からクリオネで会う。いつも会う。なぜなら、彼は毎年数ヶ月間、クリオネにいる人だからである。

なぜいつもより早く閉館するのか、聞いてみた。

「もうお客さんが来ないからって、マスターが。」

まあねぇ。来ないよねぇ。こんな僻地。こんな季節。
ライダーも何もかも、めっきり減った今日この頃です。


十月になると、ライダーハウスのライダーへ、マスターから差し入れが入る。時が多い。

工場長が言う。

「マスターからの差し入れ、チマキです。良かったらどうぞ」

一個もらう。ご飯を食べたばかりだ。せっかくなので一個もらう。

激ウマである。肉チマキ。

もう二個もらう。

三個も食べた。激ウマだから。

食べ過ぎた。うへぇ。

クリオネ。

2018-10-22 19:21:08 | Weblog


最後の最後はクリオネ。

ここは知床なのか。知床になるのか。

斜里町。

一週間くらいここで遊んで、そして帰ろう。

そんな計画。

だから、一番端っこに最後に来た。

一番端っこが最後の場所だから、結果的に北海道三周になった。

受け付けで、キャンプの手続きをする。

一泊300円。温泉付き。激安。爆安。

「すみません、とりあえず三泊お願いします」

受付のお姉さんが言う。

「あのぉ、ここ、明後日で終了です」

え?え?十月いっぱいでしょ?違うの?いつもは・・・

「今年は23日の夜の宿泊で終了です。はい」

がびーん。僕の最後の計画が・・・。はははははは。壊れた。