ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

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きれい色は確かに心を元気にする

2015-01-21 08:56:46 | パーソナルカラー・コーディ

 

色彩セラピーとか、色彩カウンセリングとかいう言葉があります。

ワタシ、あまり信用していませんでした。

というのは、この手の話には、「00を使うと運気が上がる」とか「恋愛が成就する」とかいう言葉が散らばっていて、そんなモンで運気が上がったりするなら、苦労はないよ、と思っていたからです。

まあ、いまでも、半分はそう思っているんですけどね。

「人生を変える魔法の色彩セラピー」(PHP)

古書店で捨て値だったので、パラパラと。

というのは、この本の著者高坂美紀さんという人の、ほかの本がしっかりしているからつい手にとった~~。

 

この本で面白かったのは、「白」の使いかた。

先のきものコーディのときにも、杉山優子さんが「白で抜け感を出す」と書いていて納得。

白の使い方に興味を持ちました。

「いまさらですが、七緒の色手ほどき帖」

ファッションの場合、インナーに使うと顔が明るくなりーまあ、これは着物だと半襟ですねー、メイクでも上まぶた全体にホワイト、まあ、これは多くの人がやっていることだと思います。

白使いは、顔が華やかになる。

で、喧嘩のたびに白、浮気されそうになったら白、とまあ、こちらは効果のほどはわかりませんが。

 

 私が色使いの効果を実感したのは、刺繍をしているときです。

このところ、細い毛糸を使って刺繍をしていますが、暗い色を使っていると飽きてくる手仕事も、じゃあと、赤やオレンジなどのきれいな色を使うと、いきなり疲れが吹っ飛ぶ。

新たな気持ちになって、またやりたくなってくる。

下手でもいいの~。

あまり根をつめると、日常に差し障りますから、適当に切り上げますが、このとき、色って気持ちをフレッシュ・アップするのだなと思い知りました。

これを実感してからは、仕事や家事に疲れたら、刺繍一針、それができないときには、きれい色を目にしたり(できた刺繍を眺めたりさ)、身に着けたりして気分転換。

確かに元気になります。

年齢を重ねると、きれい色を身に着けるのは抵抗があり、雑誌などでも地味目をお勧めしたりしていますが、逆ではないかな、と思うようになりました。

抵抗があるときには、帯締めや帯揚げ、帯留などの小物にきれい色を、いや、それ以上に、帯揚げや帯締め、何をもってくるかと合わせているだけでも、色の刺激受けて元気になりますよね。

 

カシミアのきれい色のショール。何年も前に購入。

買ったあと、ちょっと明るすぎるじゃない、とあまり使っていなかったけど、年を重ねた今頃になって重宝しています。

「色彩は救済を意味する」とはピカソの言葉。

「生き生きとした心は豊かな色彩を求める」とあります。

 

きものって、やはりいろんな効果あるんだ。

 

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