娘がドイツから帰ってくるので、成田空港まで行きました。
成田には、もうずっと行っていないなあと、
ちょっとした小旅行でした。
日暮里からスカイライナー、
運賃と合わせておおよそ2500円もするのね、
そんなに遠いのと、びっくり。40分くらいで着いたけど。
出発で待つのとは違い、
「いつ出てくるの?」とお迎えで待つのはちとキツい。
空港内を散策?したけど羽田と違って、
こちらは地味です。
スターバックとユニクロとツタヤ~~、
全国どこにでもあるお店。
空港の人に「きもの、いいですね」と話しかけられ、
「空港できもの、珍しいんです」
そうなんだ。
空港できもの、いろんな国の人がいて、
エクゾチックでいいと思うけど。
お迎えのきものは、お気に入り、
といっても初だしの黄金色久米島紬。
新品、箪笥の肥やしならぬ、
秘蔵していたもの。
そろそろ着ないとね、と出したものの、
新しい紬って、着にくいです。
紬、昔は、慣れるまで、寝間着にしていたというけど、
これも寝間着修行させたほうがいいかも。
そうこうするうち娘が無事に到着。
よかったわ。
シンガポールでは飛行機は落ちるわ、
パリでは新聞社が襲撃されるわで、
いま、一番安全なのは日本?
それでも若者は旅にでるのね、
私も若い頃はよく旅に出たものだわ。
日本の良さを確認するために??
いえ、「ここよりほかの場所」には
「いいことがあるような気がして」
そんなことはまったくなかったけど。
「ここ」で頑張るしかないと気づいたのは、
いつだったかしらん。
この色にうっとり。
久米島紬は赤味をおびた深みのある黄色と
光沢が特徴だそうです。
この色はヤマモモで染め、
ミョウバンの媒染で出す色だそうです。
帯周りです。
せっかく色の勉強始めたのだから
斬新な色使いをしたかったけど、
落ち着かずつい無難に。
でも帯揚げや帯締めの色には
迷いが少なくなしました
ミンサー風の帯に、
帯揚げは漢方染め瑠璃色。
帯締めはピンクのようなオレンジのような
微妙な色とクリームっぽい道明。
家を出るときには、
レッスンしたばかりの雪割り草結び。
長旅?で着いたら崩れていたので、
普通の銀座結びにお直し。
日暮里の京成線のトイレは
未だに和式がほとんど~~。
外国の人多くて、国際空港にも直結しているのに、
OK?
帰りは、スカイライナーではなく、
普通電車でゆっくりと。
一時間40分くらい?そのお蔭で、
娘にゆっくり旅行の話を聞くことができました。
よかった、よかった。
早く着けばいいというものではないわね。
途中で、お寿司屋さんに駆け込み、たらふく堪能。
和食が一番
肝心の?半襟には見向きもされず~~、
まっ、見ても、羊はどこにいるのか不明です。
関連記事
「久米島紬で不思議体験」→こちらは典型的な久米島紬。
励みになります。
応援ポチ嬉しいです。