前に友達からプレゼントされた素敵な本。
「ぼくのライオン、みどりいろ」(AKI著・サンマーク出版)
「僕には見えるよ・一人ひとりに自分だけの色があるってこと」
脳に「障がい」を持つといわれたAKI君は、でも素晴らしい色彩感覚を持っています。
30種類の緑色を使い分け、スペインの絵画展で金賞を受賞したり、色の世界で活躍しています。
こんな羊がいれば、世界は楽しい。
次々と現れる色彩の世界で遊びながら、ふと考えたのは、絶対「色」感ってあるのかな?
ってこと。
「絶対音感」という現象があります。
どんな音を聴いても、その音をドレミで認識できる能力でだそうで、
「絶対音感」(最相葉月著・新潮文庫)はベストセラーになりましたね。
少なくとも、私にはあまり与えられていないようです
こんなキレイ色のネズミいたら、家で飼いたいよ。
ブログでも素敵な色を着こなしている人を見ると、ああ、この人たちはもともと色彩感覚が豊かだったんだろうな、とため息が出てしまいます。
色に関しては、もう一つ「共感覚」という感覚があります。
音を聴くと、それが色になって「見える」そうです。
逆に色を見て、音が聴こえてくる人はいないのかな?
そういう人に着物コーディ見てもらって、「あなたのコーディはロックだわ」とか「ショパンが聞こえてくるわ」なんて言われると面白いですね。
でも、もう私たち、いろんなコーディ目にして、無意識のうちに、「うん、これは、クラシックだ」「演歌だ!」とか、感じているかもしれません。
「紫苑さん、ものすごく音が乱れているんですけど」なんて、感じさせているかも??
これはAKI君の考える「希望」
「ひまわりがあれば、みんなしあわせにいきていけます」とAKI君。
こころにひまわり、持たないとね。
「絶対色感」も「共感覚も」持ち合わせていませんが、色彩感覚は、でも、法則を掴みレッスンを積めば、ある程度は鍛えられるそうで、(まあ、画家にはなれなくてもさ)、それは救いですね。
着物を着て楽しみながら、せいぜい磨くことにいたしましょうか。
というわけで、色について道くさをしてみました。
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