「美しいキモノ」秋号表紙は、
「アンフェア」出演でこのところ露出度高い
篠原涼子さん。
「美しいキモノ」にはご無沙汰なのですが、
久しぶりに拝見すると、お姉さまの結婚式、
披露宴に紬で出席していらっしゃる方の特集がありました。
「美しいキモノ」より。
志村ふくみさんの作品ですね。
式のために誂えたそうです。
本来「式」と名のつくところに、「紬」はご法度だそうですが、
でも、素敵ですよね。
私も、子どもの式に、黒留、着たくないなあ~~、
そのために、ハワイででもいいから外国で式挙げてくれないかしらん、
と思うほう。
この志村さんの作品、かなり前に紹介した
山口智子さんがお召になっていたものと、
それこそ「姉妹」みたい。
色違いです。
2009年だから、もう6年も前。
山口さん、その後きものに興味なくしたのかなあ。
会場では司会者が「写真はNG」といったのに対し
山口さん、「別にいいですよ。どんどん撮ってください」と太っ腹対応。
こういうところも愛される理由ですね、きっと。
志村さんは、「紬茶会」という、紬で参加する茶会を
催していますが、本来は茶会も柔らかものが主。
でも、利休の「わびさび」の精神に
紬は合っているのではないかという趣旨ですね。
「美しいキモノ」(2010年秋号)より
式も、親族をお祝いする気持ちがあれば、しきたりより
相手も喜び、自分の着て楽しいモノを着ようということかもしれません。
高級な志村さんのきもの、だからというわけではない、
と思いたい。
それでも権威あるきもの雑誌、志村ブランド~~。
こういうところから、きものの新鮮な風が吹いてくると、
より多くの人が、納得しやすいってことあります。
きもの文化も変わりつつあるようです。
一方、NKH大河ドラマに出演が決まった柴咲コウさんは、
日本礼道小笠原流で、作法のお勉強。
きまる前からの連載ですが。
「美しいキモノ」より。
着用きものは千總。
こういう作法も、知っておくと、カッコいいですよね。
まず型を知っておいて、それから
自分の考えで「崩す」「崩さない」と決める~~。
「型破り」するためには、まず「型」を知っていないとね。
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