ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

日本映画の美しい人たち・今昔

2015-03-21 12:00:08 | 憧れのきもの女性

 

BSではときどき古い映画を放送していますが、これが愉しみ。

先には、夏目雅子さん主演の「鬼龍院花子の生涯」をやっていました。

82年封切のこの映画、確かリアルタイムでも観たのですが、年を経てみると、また違った味わいが。

それにしても、ここに登場の女優さんたち、きれいなこと、そして、その後のそれぞれの運命を思うと複雑なものがあります。

矢絣の銘仙。

夏目さんは、85年に27歳の若さで、白血病でお亡くなりに。

花子を生む鬼政の愛人、佳那晃子さんはネフローゼ症候群に罹り、40代後半でクモ幕下出血に現在も療養中だそうです。ドキュメンタリーを放送しているのを拝見。優しい旦那さまがお世話をしていました。

夏木マリさん。

いつもながらのカッコよさ。

還暦を前に入籍して、現在も活躍中。

 

うーん、そういったことを思い合わせると、人生、無事に毎日を過ごしていることだけで、奇跡のように思います。

人の人生、いいところしか見えないけど~~。

夏目さんの、キメセリフ「私は鬼政の娘じゃけん、なめたら、なめたらあかんぜよ」

このセリフ、当時、ものすごく流行ったのよ。

で、今、「おまんら、親を、~~なめたらあかんぜよ」と娘に向かって投げたら、

「そうだね~~なめたらアカン、なめたらアカン、人生なめずに飴舐め~~よ」と天童さんで返されました。

そ、そうだね、人生なめたらアカンよね、と娘に教えられました。

人生カルく~、いえ、いずれにせよ人生なめずに、いきましょう~~。

 

もう一つ、こちらは若尾文子さん20歳のときの初々しい映画「祇園囃子」(溝口健二監督)。

いや、もうほれぼれするばかり。

舞妓さんになり、身請けしたいという男性に乱暴されそうになって、相手の下を噛み切ろうとするのよ。

そんな気の強さがぴったり。

八重歯があるのね。

 

下は、女盛り30代の頃。

この方も夫黒川記章さんの事務所が~~、いえ、これはやめて~~。

日本映画に欠かせない人というだけで十分。

きものの美しさ、所作、何をとっても美しい。真似できないまでも、せめて眺めてため息などつきましょう。

 「山崎豊子氏氏逝去&若尾文子「ぼんち」の美しさ」

若い時に観た映画や本、もう一度観て、若いときの感じ方とはどんな風に違っているのか、確かめたいものです。

まったく違っていなかったりしてね、成長がないこちら。それはまたそれでよし~

気が向いたら

応援ポチ嬉しいです。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物(和服)へ

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする