きものコーディにおいて、帯揚げの色は印象を変えるポイントになりますが、この帯揚げ、ずっと最初に帯枕に包んでおいて使っていました。
前の晩などに、コーディをしたとき、帯揚げも帯枕に包んで用意しておく。
あとから帯揚げ開いて、後ろに手をやって、帯枕を包んで、とプロセスが増えるので大変に思える。
最初から包んでおかないとできないと思っていました。
でも、当日のお天気具合によって、決めておいた帯揚げがしっくりこないことあるんですね。
最近では、何種類か用意しておいて、その日のお天気、光の具合によって変えるようになりました。
やってみると、意外にかんたん。
帯揚げをしていないとき。帯枕の紐が見えています。
このモノクロコーディのときには、とてもいいお天気でした。
最初にしたのは、モノクロに合わせてグレー。
なんだか浮きすぎる。
これはまだ帯枕に包んでいない、前だけ合わせて鏡で見た状態です。
次に帯と同じ黄色~。
いいお天気なので、右の黄色は、光が反射して黄色が目立ちすぎる。
で、最後に黒地にわずかに黄色が入った格子をチョイス
印象違いますよね。
帯締めも帯揚げも、、きものの最後をキメる大切な要素です。
ここの色が変わると印象も微妙に変わります。
ゆえに、帯揚げ、コダワル場合は最初から枕に包んでおかないほうが便利。
肩の柔らかさを保つストレッチにもなるしね。
あっ、もう手が後ろに届かない~~?
その場合はゆっくり練習いたしましょう、後ろに手が届くようになるように~
というわけで、帯揚げ先派から、あと派に、微妙な差異にまでコダワルようになった紫苑。
よく、まあ、ここまで成長したもんだと思います。
ささやかでも、成長が実感できるのも、きものを着る楽しさ。
気が向いたら
応援ポチ嬉しいです。